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令和4年1月21日(金)
一期一会(いちごいちえ)
「一期一会」は,仏教の言葉です。一期一会とは,一生に一度だけ,生涯に一度限りという意味です。その機会は二度と繰り返されることがない,一生に一度の出会いであることを心掛けて,お互いに誠意を尽くすことが大切であることを意味しています。「一期一会」は一生に一度だけ,生涯に一回限りをいう意味の言葉で,茶道(さどう)でよく使われています。
世界には何十億人という人々がいる中で,自分のそばにいる人と出会えたのは奇跡であり,自分のそばにいる人とこれからもずっと一緒にいられるとは限りません。今日という日は一期一会,今の出会いも一期一会と思えば,日々の出会いをより大切にできるでしょう。
人は一人では生きていけません。ですから,人との出会いは当たり前のことだとは思わずに,人との出会いや関わりを大切にしていきましょう。

令和4年1月20日(木)
寒い寒いと言って暖かくなるか?!心を強く持て!
 寒い日に,「寒い寒い」と文句ばかり言っている人はいませんか。寒い日に,「寒い寒い」と言っていて,暖かくなるでしょうか?逆に寒さが増して感じられ,余計に強い寒さを感じることになってしまうのではないでしょうか。
 人は誰しも,前向きに,積極的に,ポジティブ思考で取り組まなければ良き人生を送ることはできません。もし,寒い日々が続くのならば,敢えて「寒くて気持ちが引き締まる!」とか,「雪や氷が見られて良かった!」とか,「激しい運動しても,汗をかかないからさわやかだ!」などと前向きな発言をすることで,日々の生活が,そして人生が良くなっていくと思います。
 しかし,やせ我慢(がまん)はよくありません。是非寒さ対策をして勉強の効率を上げましょう。具体的には「頭寒足熱(ずかんそくねつ)」で対応することです。
 そのために,①保温性のある靴下を履くこと,②水とお湯を使い分けること,③移動中に冷やさないようにすることが大切です。
 最初の,保温性のある靴下を履くとは,自分が履いている靴下を見直すことです。靴下の保温性を高めるだけで,随分変わります。家庭では,靴下ではなくても,ふわふわしたスリッパもお勧めします!あくまでも自分で勉強しやすい環境を作る観点で選びましょう。
 次に,水とお湯を使い分けることです。体が寒いと感じた際は「お湯」を飲み,頭がぼーっとしてきたら「水」を飲むのです。また,朝起きてうがいをし,「お湯」を飲むと腸が活性化されるそうです。このように,水とお湯の使い分けだけでも,体調管理がある程度できるそうです。
 最後に,人は,気温などの激しい変化にさらされると,ストレスを感じたり,疲れたりしてしまうそうです。ですから,屋内にいる時に,脱ぎ着がしやすいような防寒着を効果的に使用しましょう。 今日は,大寒(だいかん)です。まだまだ寒い日が続きますが,しっかりと対策し,心を強く持ちましょう。

令和4年1月19日(水)
美味しい(おいしい)人生も,まずはレシピから
 勉強することで,人生が豊かになるのは間違いありません。しかし人生には,自分の意欲や力だけではどうにもならないことがあります。
 例えば,学歴が生まれた環境に左右されるのは,残念ながら世界的な事実です。
 豊かな家庭に生まれた人の方が,いい学校には入れる可能性が高いので,高い学歴を身につけやすくなります。希望する就職先にも入りやすいでしょう。豊かな家庭に生まれた人の方が,将来うまくいきやすいといえます。これは,データとして出ている客観的な事実です。
 とは言え,世界の中では相対的にみて,日本は教育の機会が均等な方です。高い学力や知識を身につけるための支援があるので,どんな人にも可能性があります。
 自分がやりたいことがまだ分からないなら,ひとまず学校の勉強に打ち込んで知識を増やしましょう。そうしているうちに自分が得意なことが見つかったら,その得意なことを続けていけばいいと思います。
 美味しい料理をつくろうと思ったら,「いい材料」と「料理の腕」が必要です。同じように美味しい生活を送るためには,「知識」と「考える力」が必要です。
 料理人は,どうやって腕を磨くのでしょうか。どんなに腕の立つ料理人でも,最初は本を見たり,誰かから教わったりしてレシピを覚えていくのです。それから,少しずつ試行錯誤(しこうさくご)して自分の味に変えていきます。
 「考える力」も同じです。レシピを覚えて,それをアレンジしていくのです。そのレシピを教わるのが学校といえるかも知れません。