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令和4年1月25日(火)
努力する人は希望を語り,怠け(なまけ)る人は不満を語る。
 この言葉は,『氷壁(ひょうへき)』や『しろばんば』などで有名な作家の井上(いのうえ)靖(やすし)さんが語った名言です。
 言霊(ことだま)という言葉を聞いたことはあると思いますが,自分の口に出す言葉でその後の人生が左右されると言っても言い過ぎではありません。いつも不満ばかり言っている人は怠け者になります。希望を語っている人は努力家になります。その逆もまた然りで,口にする言葉でその人がどんな人か判断されてしまうこともあります。
 「努力するものは希望を語り,怠けるものは不満を語る」
 志布志中のみなさんはどちらを語っていますか?もし不満を口にしたくなったとしても,良い言葉を選んで語っていきましょう。希望を語ることは,皆さんの未来を創っていることにつながっているのです。
 怠けるものは不満を語りますが,そもそも,今の現状に感謝する心がないということです。今の現状に感謝すれば,不満を語ることはありません。

令和4年1月24日(月)
ムダなことを考えて,ムダなことをしないと,伸びません
日米通算安打4,367本,ゴールデングラブ賞10年連続受賞など,数々の偉業を成し遂げたイチロー。「ムダなことを考えて,ムダなことをしないと,伸びません」とは,そのイチローの言葉です。イチローといえば,年齢による体の変化に応じて,それぞれのステージに合わせたトレーニング方法を考案し,常に弛ま(たるま)ぬ努力を続けてきた人物としても有名です。
「自分に必要なことを続けてきた」と言われるイチローですが,その「必要なこと」を知るためには,回り道とも思える,無駄なことも試してみることも必要なのかもしれません。
家庭学習の方法を例としてあげるならば,机に向かって教科書をにらめっこをして学習するばかりではなく,パソコンで調べたり,本を読んでみたりする方法があります。
また,教科書の例題ではなく,自分で買った問題集の問題を解いたり,youtubeで勉強したりするなど,いろいろな勉強方法があります。つまり,いろいろな方向からのアプローチは大切です。
しかし,勘違いしてはいけないのは,時にはムダと思えること「も」ということです。継続した努力を止めるということではありません。いろいろな方法を考えながら,伸びるための意識を継続させながら取り組みましょう。