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 毎年12月のこの時期を迎えると,どうしても思い出される言葉があります。
 私は,小学校時代落ち着きが無く,担任の先生に叱られては「明日から頑張ります。」と約束しても守れない事が続きました。そんな時に担任の先生が叱るのではなく,語り掛けるように『本物は続く,続ければ本物になる』と言われたのです。
 その時,担任の先生は,「みんな続けることが大切だと分かっているけど続けられない。だから『今日一日頑張る』と思って続けててみる。その思いを毎日繰り返せば,1年間では365日に続けられた事になる。そして,その分だけ君は確実に成長し,続けた事は君の本当の力なるんだよ」と教えてくださったのだと思います。
 君たちは,今まで様々な節目で学習面や生活面の目標を立て,実現へ向けて取組んできた事だと思いますが,目標が実現できた人,また,そうでない人と様々だと思います。
 目標を達成できなかった人は,「今日から目標を実現するために,毎日頑張るぞ」と意気込んでスタートを切ったものの,いろんな理由でできない日があり,「今日ぐらいはいいか」,そして,そういう日が続き「もう諦めよう」となったのではありませんか。
 『思い立ったが吉日』という言葉があるように「こうなりたい」と思った日が,目標設定の日でいいのです。そして続けることが大切なのです。
 『本物は続く,続ければ本物になる』,どんな小さなことでも1年続けられれば,必ず大きな力になります。今日がスタートです。頑張ってください。

 師走,12月に入って,日中はぽかぽか陽気なのですが,朝晩は日増しに寒さが厳しくなり,風を切って登校する自転車通学生や,白い息を吐きながら登校する君たちに「頑張れ」と声援を贈っています。
 さて,12月13日(金)に各学年毎,校内持久走大会と鹿児島チャレンジが開催され,保健体育の授業の中で自分の目標タイム達成と学級目標達成へ向けて一生懸命取り組んでいると思います。
 持久力を高め,持久走大会で自己目標を達成するには,保健体育の授業の中でどけだけ真剣に取り組む事ができるかにかかっています。
 以前小学校に勤務している時,走る事があまり得意でない児童が,校内持久走大会へ向けて毎朝一生懸命練習に取り組んでいる姿を見かけたので,「よく頑張るね」と声をかけると,「持久走大会は走る距離が決まっています。ぼくは,走るのが苦手だけど,一生懸命走って,去年よりも1秒でも早く走りたいのです。」と答えたのです。どうですか,苦手だから適当に走るのではなく,どうにかして1秒でも記録を縮めたいというこの気持ち。本当にこの小学生の言葉,素晴らしいと思いませんか。
 「人生とはマラソンである」と言われます。長い距離を走るマラソンや持久走は,他人との戦いではなくて,自分の気持ちとの戦いであることから人の生き方・人生に例えられるのだと思います。
 12月13日にスタート地点に立った時,君たち一人一人がゴール地点つまり自分の目標をはっきりと見すえて,自分の力を信じて,自分のペースで走り続ける事ができるように,寒さと自分の心に負けずに練習に取り組んでください。

 昨日は,全校生徒を対象に「人権学習」会が実施されましたが,DVDや講師の先生の講話を聴いてどんな事を考えましたか。
 今日は,昨年もこの時期に紹介した『一言の大切さ』という女子生徒の作文を紹介します。
『私は,以前ある映画を見ました。その映画の中で一番心に残っているシーンがあります。それは,山で遭難した小学生たちが喧嘩をして,主人公がその喧嘩を止めるところです。二人の男の子が喧嘩をしてある悪口を言おうとした時,主人公の男の子が,「そこまでだ。これ以上言ったら相手を傷つけることになるぞ。転んで怪我をした傷は治っても悪口で心に負った傷は,自分も相手も一生残る傷になるかもしれないんだぞ。」と言いました。』
 どうですか,この作文の主人公の「これ以上言ったら相手を傷つけることになるぞ。転んで怪我をした傷は治っても悪口で心に負った傷は,自分も相手も一生残る傷になるかもしれないんだぞ。」という言葉,心に刺さりませんか。
 『たった一言が,人を傷つける。たった一言が人を励ます』という言葉があるように,私たちが何気なく発する言葉によって「友だちを勇気づけ,励まし,元気づける」ことが出来ます。その反面「友だちを傷つけ,不安に陥れる」こともあるのです。
 このように言葉には大きな力があるという事を全校生徒が意識して生活できれば,「いじめやトラブルのない志布志中」を創っていけると思います。一人ひとりの意識で学校は変わります