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令和3年4月22日(木) 
明日から3週間「こどもの読書週間」です!
 1959年(昭和34年)に「こどもの読書週間」が始まりました。始まった頃は4月27日から5月10日に設定されていたようです。
 「こどもの読書週間」は2000年の「子ども読書年」を機に,現在の4月23日から5月12日の約3週間の期間になりました。本日,4月23日は「サン・ジョルディの日」です。サン・ジョルディの日とは,スペイン・カタルーニャ地方におけるキリスト教の聖人・聖ゲオルギオス(サン・ジョルディ)の聖名祝日(ゲオルギオスの日)と言われ,毎年4月23日に行われています。「サン・ジョルディの日」は「本の日」とも呼ばれ,カタルーニャでは親しい人に本を贈る記念日とされています。この風習は20世紀後半に日本へも紹介されました。また国際連合教育科学文化機関 (UNESCO・ユネスコ)は,4月23日を「世界図書・著作権デー」(世界本の日)に制定しています。
 2021年・第63回こどもの読書週間のキャッチフレーズは,「いっしょに よもう,いっぱい よもう」です。是非本日か明日の4月23日のこども読書の日に,本校図書室や市立図書館から本をいっぱい借りてください。借りられない生徒は,Webサイトで読める本を探してください。そして,今日から5月12日の3週間,いろいろなジャンルの本に挑戦しましょう。ステイ・ホームの現状を,読書で楽しい日々に変える努力を期待しています。

令和3年4月20日(火) 
朝を制するものは自分を制する
私がこれまで勤務した学校を思い返すと,私の感覚ではありますが,「遅刻や欠席する生徒が少ない学校は全校の成績が良く,生徒の進路希望も叶いやすい」という傾向があるように思います。
実際に遅刻がないことは,朝確実に登校していることであり,他にも早起きすることのメリットはたくさんあります。
ここでは早起きすることのメリットを紹介します。
まず,朝ごはんを確実に食べることができます。また,時間に余裕があるのでよく噛んで食べることもできます。急いで食べたり,学校に来る途中車の中で,慌てて食べたりすると胃に負担がかかり,健康に良くないですよね。早起きすると朝ごはんを早めに食べることができるようになるのです。
次に,朝勉強することが可能となります。朝起きてすぐ勉強することは,脳にいいそうです。寝坊していたら,家や学校で朝から勉強することはできません。
そして,早めに登校し,スムーズに朝読書や授業に入ることができます。朝ギリギリに登校していたら,スムーズに授業に入ることはできません。授業前に「勉強モード」に入っていることが理想的です。早めの登校で気持ちを落ち着かせましょう。
さらに,ポジティブな気持ちになれます。脳科学的にも朝は積極的で前向きな思考になる傾向があるとされています。一方,夜は消極的で後ろ向きになる傾向があるといわれます。毎日夜更かしばかりしていると脳や体に良くありません。夜更かしする人は是非朝早起きをしてみましょう。すると,何かが変わるはずです。
最後に自分で自分を律する力がつきます。早起きは誰でも最初は辛いものです。それを習慣化するには,精神力が必要となります。そして早起きを継続するためには更なる精神力が必要です。
そのため「早起きをする」という鍛練を重ねることで,精神力が高まっていくのです。精神力が高まれば,体力や学力も向上し,受験勉強を含め,様々な困難に立ち向かっていくことができるようになります。

令和3年4月19日(月)
「志布志」に誇りをもとう
 1週間後の4月27日に,鹿児島県での聖火リレーが行われます。鹿児島県で,最も早く日の出を迎える志布志市が鹿児島県の聖火リレーが始まる場所として選ばれました。
 さて,2006年(平成18年)1月1日に志布志町,松山町,有明町の3町が合併し志布志市が誕生しました。その際,4月24日を志布志の日と制定しました。志布志市では「志あふれるまちづくり」を推進することを掲げ,「し(4)ぶ(2)し(4)」(志布志)と読む語呂(ごろ)合わせからこの日を記念日と設定しました。
 志布志の地名の由来を知っていますか?飛鳥時代,中大兄皇子(なかのおおえのおうじ) がこの地を訪れていたとき,主人の妻と侍女(じじょ)が布を献上しました。それを中大兄皇子(なかのおおえのおうじ)は「上からも下からも志として布を献じたことは誠に志布志である」と喜び,志布志という名前を与えたと言われています。つまり,「しぶし」という地名は中大兄皇子(なかのおおえのおうじ)がこの地に住んでいる人々の志が高いことをたたえて命名されたのです。
 中大兄皇子(なかのおおえのおうじ)は,645年に中臣鎌足(なかとみ の かまたり)とともに,平成,令和などの元号を初めて使ったり,天皇を中心とする律令国家成立を目指したりなど,さまざまな改革を行いました。これらを総称して『大化の改新』といいます。
 中大兄皇子(なかのおおえのおうじ) は後に天智天皇(てんじてんのう)となり,現在でも安楽の山宮神社に祀られている人物です。皆さんは『大化の改新』を成し遂げた中大兄皇子(なかのおおえのおうじ),のちの天智天皇から志が高いと褒められた『志布志』の住民です。誇りをもって志を高く掲げて日々の生活を送りましょう。