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令和3年12月10日(金)
どれだけ生きたかではなく,どう生きたかが重要だ
「どれだけ生きたかではなく,どう生きたかが重要だ」とは,アメリカの第16代大統領のエイブラハム・リンカーンの名言です。何の目標もなくただダラダラと長生きしたり,自分のやりたいことをやらずに我慢したり,周りから求められていることに取り組まなかったりする人生に,価値はないのかもしれません。
たとえ短い人生であっても,周りにから非難されないことであれば,本当に自分がやりたいことを精一杯取り組んでみて,人生の終わりで後悔することがない人生を歩観ましょう。これこそが価値のある人生とも言えます。
英語では,「It's not the years in your life that count. It's the life in your years .(イッツ ノット ザ イヤーズ イン ユア ライフ ザット カウント イッツ ザ ライフ イン ユア イヤーズ)」と言います。

令和3年12月8日(水)
12月11日は志布志高校のテーマ学習の研究発表です
 志布志高等学校では,総合的な探究の時間=「探究」を,『地域活性化プロジェクト』と位置づけています。文系・理系・英語系を問わず,6つの分野で総合的な探究を実践しています。1年生は,6つの分野から自分の選んだ分野で,自己理解と基礎課題の理解に励んでいます。2年生では,『テーマ学習』を実施しています。『テーマ学習』では,「環境・エネルギー」「防災」「衣食住」「産業・文化」「健康」「教育・保育」の6つの分野の中でクラス・コースを超えてグループを作り,「グループ研究」の形で活動しています。
 12月11日土曜日の3時間目に,本校の全生徒を対象として,志布志高校の校内発表会で発表した6つのグループによる研究成果を発表してくださることになっています。
 私たち志布志中も,「国際理解」「環境」「地域」「生き方」「平和」の5つの中心課題をもとに,各学年で取り組んでいます。その成果の一部は文化祭でも発表し,大きな反響があったところでした。
 12月11日に志布志高等学校が発表してくださる内容に志布志中の皆さんが大いに学ぶことを期待しています。更には,皆さんが総合的な学習の時間をはじめ,各学習活動に主体的に,そして意欲的に取り組むことを期待しています。

令和3年12月7日(火)
根拠(こんきょ)のない自信を持て。それを裏付ける努力をせよ。
脳科学者であり,作家でもある茂木健一郎(もぎけんいちろう)さんさんは講演会などで,何度も「根拠のない自信を持て。それを裏付ける努力をせよ。」とおっしゃっています。
この言葉は,「自信をもつのに根拠は必要ありません。できるかどうかはわかりません。しかし,それでもやるしかないのです。つまり,「根拠のない自信」とは,とにかく行動するという決意表明なのです。」という意味です。
しかし,「根拠のない自信」があっても,それを裏付ける努力がないと意味がありません。たとえば「私は学級で一番になります」と言っても,それだけで満足し,実際には勉強などの努力をしなかったら,意味がありません。
「根拠のない自信」とは,言うなれば自分に対する「無茶(むちゃ)振り(ぶり)」です。本当にそれができるかは分かりません。もし,できるとしたら,どれだけの努力が必要なのか。「根拠のない自信」によって始めたのであれば,その後は,実は慎重さが求められるのです。コツコツと地道にやるしかありません。
「根拠のない自信」をもち,ある目標を目指して努力し始めたならば,減らず口はたたけません。慎重(しんちょう)にならざるを得ません。絶対にその目標を達成しようとして,実際に自ら動かなくてはならないのです。しかも,慎重かつ大胆にです。
「根拠のない自信」を持つことは,即ち,ゴールではありません。スタートラインに立つことなのです。スタートラインに立ったならば,誇りを持って取り組み,これからの苦難をはねのけ,達成するしかありません。「根拠のない自信を持て。それを裏付ける努力をせよ。」とは,それぞれ人生への参加宣言だともいえると思います。