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 昨日,登校指導を終えて校舎に入ろうとすると後ろから「先生,生徒たちの様子が本当に変わりましたね。」と学校を訪問されていた業者の方から声を掛けられました。
 君たちが,「ほうきの目運動」や「ごみ拾い運動」,「あいさつ運動」に参加する姿,表情,そして『8時5分生徒玄関通過,8時10分着席』を目指して校門付近を走る姿が,その業者の方の目には生き生きと輝いて見えたのだと思います。
 また,その業者の方が帰られる時に「生徒の姿を認めて頂いて,ありがとうございます。」と伝えると,「いや,私は志布志中に6年前から通っていますが,本当に生徒の表情や姿が変わったと思います。ご苦労様です。」という言葉を返してくださいました。
 1カ月に1回もしくは2回ぐらいしか訪問されない方が,君たちの成長の姿に,様子の変化に気付いて下さっているのです。君たちは,決してお客さんがいるから頑張っているわけではありません。先輩たちが,生徒総会で「当たり前のことが当たり前にできる学校を」「地域に誇れる学校を」と呼びかけ,それに応えた卒業生が,そして在校生が「一歩一歩」小さな歩みを重ねて,今があるのです。
 しかし,もし,その小さな歩みを止めたら,今まで築き上げた校門付近の朝の風景は,すぐに消えてしまいます。
  「本当に生徒の表情や姿が変わったと思います。」というお一人の言葉は,地域で君たちを見守って下さっている方々の言葉でもあります。今の学校に満足することなく,「一歩一歩」小さな歩みを継続してください。そして,「地域に誇れる学校を」と呼びかけた先輩の想いを実現してください。期待しています。
 今日は,『8時5分生徒玄関通過,8時10分着席』100%25日目を達成しました。

 2月3日は,節分ですが,各家庭では毎年豆まきを行いますか。もしかしたら恵方巻を食べる日が「節分」と思っていませんか。「節分」は,文字の通り「季節が分かれる日」を意味し,立春,立夏,立秋,立冬の前日を指していましたが,今は一般的に立春の前日の2月3日か4日を春=年の始まりとして,邪気を払い,良い年になることを願って,豆まき等の儀式が行われているのです。
 今年は,2月4日が「立春」なので,今週から暦の上では「春」が始まったことになります。学校では,1月8日に始業式があり,3学期が始まって約1か月が過ぎようとしています。始業式の日に立てた目標実現へ向けて,確実な一歩を踏み出していますか。
 3年生は,私立高校の入学試験,そして発表が終わり「ほっと」して立ち止まっていませんか。『合格発表は,ゴールではなく,逆に新たな高校生活の準備,つまり高校生としての心構えや高校で学習を進めていくために必要な学力の準備を始めなさい。』というお知らせです。
 私立高校入学を決めた人は,立ち止まっている場合ではなく,公立高校入試を控えた人たちよりも一足早く,高校生活のスタート地点へ向けて助走を始めなければなりません。
 3年生は,今が大切です。学級で,学年で「15の春を笑顔で迎える」という目標に向けて雰囲気を創り上げてください。
 1.2年生は,立春を機会に「再スタート」をする時です。1週間後には学年末テストも始まります。「何事も終わりを重視せよ。」と言う先人の教えがあります。頑張ってください。