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 昨日は,4月29日に行われる鹿児島県の三大祭りの1つでもある「お釈迦祭り」へ向けて,市内全域で早朝より『おじゃったもんせクリーン作戦』が実施され,多くの方々が各公民館ごとに地域清掃に取り組まれていました。君たちの中には家族の方と一緒に参加した人もいたことだと思います。
 私も地域の方々と一緒に落ち葉を掃き集めたり,路上に落ちているゴミを拾っていると,関西の方から志布志に帰ってこられた方が「中学生の挨拶が素晴らしいです。」「街で会うと中学生の方から当たり前のように挨拶をしてくれるので,とてもうれしくなります。」と君たちの事を褒めてくださいました。
 先週,志賀内康弘さんの『ゴミを1つ拾う者は,大切な何かを1つ拾っている』という言葉を紹介しましたが,本当に『ゴミを拾う』事で地域の方々から君たちの様子や頑張りを教えてもらう大切な『言葉』をもらうことができました。大切な情報を拾うことができました。
 私たちは,学校という社会の中で君たちと同じ時間を共有し,生活しているので,学校内での君たちの生活の様子や頑張りに気づくことはできますが,登校前や下校後,そして休日の地域での君たちの様子をなかなか知ることができません。
 休日の早朝,地域の方々から頂いたこの言葉は,君たちの地域での様子を表すごく一部かもしれませんが,地域の方々が志布志中生の頑張りを認めるとともに,志布志中生にかける期待を表すものでもあると思います。
 君たち一人一人のちょっとした挨拶が,ちょっとした行動が志布志中学校を支えてくれる力となります。これからも地域の中で君たちの力を発揮してください。

 今日は,癒しの詩人と言われる坂村真民さんの一途一心という詩を紹介します。
『一途に生きているから  星が飛び  花が燃え  天地が躍動するのだ
 雲が飛び  草が歌い 石がうなるのだ
 一心に生きているから  この手が合わされ
  憎しみを愛に変えることができるのだ
  一途であれ  一心であれ』
  新学期がスタートして,2週間が過ぎようとしています。昨年度途中からこの志布志中学校の新たな伝統となった「集会活動2分前に集合完了,開始を黙想で待つ」が本年度も継続され,「8時5分までに生徒玄関通過,8時10分までに着席」100%達成という新たな伝統を創る作業に今,君たちが一生懸命取り組んでくれていることに心から感謝しています。
 君たちは,今,新学期の目標を立て,「夢は追うもの 希望は支えになるもの 願いは叶えるもの」を実現するために一人一人頑張っていることだと思います。
 君たちが今年1年の目標実現へ向けて「一途に,一心に」取り組む姿は,君たち一人一人の生き方を変えるだけでなく,その姿を見ている周りの友だちの生き方にも影響を与え,志布志中学校に大きな活力と変化を与えることになります。
 目標は,一人一人違っていいのです。大切なことは,「一途に,一心に」取り組む姿を持ち続けることです。

 『小さな約束を守れない人は,大きな約束も守れない,もう1人の君は今の君の姿をどう見ているかな』。小学生時代に学習用具等の忘れ物が多く,授業時間と休み時間の区別が上手に付けられなかった私に,担任の先生にかけてくださった言葉です。
 周りの友達に迷惑をかけていることに気付かずに,学校生活をおくる上でのルールや約束を守れなかった私に,規則や約束を守ることの大切さに気付かせてくれた大切な言葉です。
 始業式の時に,4月の早い段階で生徒会が奨励している「8時5分までに生徒玄関通過,8時10分までに着席」100%を達成してほしいという事をお願いしました。
 今週は,1年生が100%達成が数日連続し,2年生があと1%,3年生があと3%というところまで来ました。全学年100%達成まであとわずかです。全体的には,登校時間が早まり8時過ぎには駐車場にも中学校通りにも生徒の姿はありません。
 あと5分早く家を出ることができれば,生徒会が奨励している「8時5分までに生徒玄関通過,8時10分までに着席」が100%達成できると思います。1人では難しい事も学級・学年・全校の生徒が互いに励まし,応援し合えば実現できると思います。
 今月もあと10日,ぜひ,1日も早く達成してくれることを心から願っています。