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 今,学校では3年生を中心とした生徒会から2年生を中心とした生徒会への引継ぎの時期を迎え,『3年生が達成感を味わい,2年生へバトンを』を目指して,各専門部ごとにボランティア活動の推進や「遅刻者0」を目指した活動,テスト勉強への取組への充実,読み聞かせを通した読書の呼びかけ等特色のある活動に取り組んでいます。
 特に生活部による「挨拶運動」や美化部の「ほうきの目運動」には,月1回~2回割り振られた学級の生徒だけでなく,自主的なボランティア活動の一環として多く生徒が参加してくれています。
 その結果,8時前の校門周辺では「おはようございます。」という挨拶が飛び交い,活気ある雰囲気が創られています。また,A棟周辺では,多くの生徒がほうきを持ち,落ち葉を掃き集める姿が見られ,8時を知らせる音楽が流れる時には,気持ち良い環境が創られています。
 しかし,『「8時5分までに生徒玄関通過」100%達成』はなかなか達成できず,生徒玄関前で『100%達成』の瞬間を心待ちにしている各学年代表生徒の残念そうな表情が印象的でなりません。 ほとんどの生徒は,余裕をもって登校し,「あいさつ運動」や「ほうきの目運動」等のボランティア活動に参加したり,朝の時間を有効に使った『朝活』を行っています。
 代表的な学校行事を成功させるだけでなく,3年生が1年前に生徒会のあるべき姿を設定し,中心となって取り組んできた生徒会活動の目標を達成した形で2年生を中心とした生徒会に引き継げれば,新たな1歩を踏み出す大きな力になると思います。「一人一人が意識して行動する」ことは難しいことですが,今の君たちならできるはずです。頑張ってください。期待しています。

 秋といえば,「読書の秋」「文化の秋」「食欲の秋」等たくさんの「秋」が思い浮かびます。そんなたくさんの秋の中では『食欲の秋』が一番ではないでしょうか。
 では「この時期,旬な秋の食べ物は?」と聞かれたら何と答えますか。「サンマ,栗,松茸等…。」。これらの食べ物は,この時期に食べると非常においしく感じるので,秋の「旬な食べ物」と言われるのです。
 以前も話をしましたが,実は勉強にも食べ物と同じように,「勉強しなくてはいけないな」とか「勉強って必要だな」と感じ,学習意欲が高まる「旬」の時期があるのです。
 それは,テストが終わってからテストを返されるまでの約10日間の時期なのです。
 君たちのテストへ向けての学習や結果には個人差があると思いますが,「もう少し勉強していれば。」と反省させられた教科や問題は必ずあったことだと思います。その思いが勉強の「旬」につながるのです。
 「テストが終わったからもういい。」ではなく,「あの時,あの問題をもう少し勉強していれば」というその思いを大切に,ぜひ,再度問題用紙を開き,「もう少し」と思った問題に挑戦してみてください。また,自分だけでは解けない問題については,各教科の先生に質問してみてください。
 きっと,テスト前の勉強よりも「分かった」と感じるはずです。きっと,勉強が「楽しい」と思えるはずです。そして,その「分かった」「楽しい」と感じた思いが,次の新たな一歩へとつながるのです。
 この秋,食べ物の「旬」と勉強の「旬」を思い存分味わってください。

 今日から中間テストが始まりましたが,「時間一杯,最後の一問まで」という気持ちで答案用紙に向き合えましたか。テストが終わってから,普段ならできる問題を思わず間違ってしまったとか,50分という時間を有効に使えなかったという事はありませんでしたか。
 中間テストもあと1日,勉強できる時間は限られています。今日は,「1教科50分,そして10分程度の休憩を入れて2教科」集中して取り組みましょう。そして,得意な教科,分かる問題に50分間取り組みましょう。
 今回の中間テストで君たちに頑張ってほしいことは,自信をもって試験に臨み,試験終了のチャイムが鳴るまで諦めないで試験問題と向き合ってほしいということです。
 そのために,テスト問題が配られたら,落ち着いて深呼吸をしながら丁寧に自分の名前を書き,次にできる問題から先に取り掛かり,難しい問題は,時間をかけて最後まで諦めずに挑戦してください。
 そして,残り10分で全ての問題を「間違いがないか,勘違いはないか」再度見直して下さい。そうすれば,きっと君たちの目標に一歩も二歩も近づけると思います。
 君たちが最後まで諦めずにテストに取り組むために,今日帰宅してから計画的に勉強に取り組んでくれることを心から期待しています。