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自分の強さを誇りなさい

令和3年11月29日(月)
自分の強さを誇りなさい
鬼滅の刃第14巻の124話「いい加減にしろ バカタレ」の中に出てくる産屋敷耀哉(うぶやしき かがや)が発した言葉です。
 自分自身に悩んでいた甘露寺蜜璃(かんろじ みつり)に対して,耀哉(かがや)は,「素晴らしい。君は神様から特別愛された人なんだよ蜜璃(みつり)。自分の強さを誇りなさい。君を悪く言う人は 皆 君の才能を恐れ羨ましがっ(うらやましがっ)ているだけなんだよ。」と言いました。
 もし,あなたが誰かから悪口や陰口を言われることがあったら,それは,耀哉(かがや)が言うように,相手があなたの才能を恐れ,羨ましがっているだけなのです。
 赤ちゃんが,誰からも愛され,何をしても許されても,それをうらやましがったりひがんだり,ねたんだりはしません。それは,誰も赤ちゃんのようになりたいとは思っていないからです。
 「うらやましい」という感情は強い願望(がんぼう)の裏返しです。ですから,誰からか悪く言われたとしても,自分自身を誇っていいのです。「うらやましい」という負の感情は,あなたがある一線を越えて,太刀打ち(たちうち)できない存在になったときに,憧れという正の感情に変わります。そして,そのときには,あなた自身も何を言われても動じない誇り高きところへ到達(とうたつ)していることでしょう。
 もし,努力を重ねても自分自身を誇れないのだとしたら,親しい人にあなたの長所をたくさん教えてもらってください。きっと何人からか,同じ長所を教えてもらえるはずです。それらを見つめ直して,自分の誇れるところとして,さらに伸ばしていってください。
 人から羨ましがられるほどの才能を身につけ,誇り高き人生を送りましょう。