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令和元年11月13日『ルール・マナーが心の居場所を創る』

 街の図書館には,「本を棚へ戻す時には元あった場所に戻してください。本の返却期限を守ってください。図書館の中では走ったり,大きい声を出だしたり,他の人の迷惑になる行動はしないでください。」等のルールやマナーがあります。そして,利用される方々は,それを守りながら,読書や情報収集を行っていらっしゃいます。
 さて,『社会で許されないことは,学校でも許されない』という言葉がありますが,今,志布志中学校の図書室の利用状況はどうですか。街の図書館利用のルールやマナーと同じように図書室が利用されていますか。
 人は,何らかの形で必ず人と関わりを持ちながら生きているものです。そこには,学校と言う社会や地域という社会が存在し,自由な意志をもつ人々が一緒に暮らすために約束事やルール・マナーが決められ,ルール・マナー等を互いに守ることで心地よい環境が成り立ち,一人一人の考えや自由な行動が保証されているのです。
 学校は,社会の縮図だと言われます。今,君たちは,数年後社会に出るために,学校生活の中で身近な約束事やル-ルについて知り,必要性を理解し,守ることの大切さを学んでいるのです。
 『社会のルール・マナーは,学校でもルール・マナー』なのです。そして,ルールやマナーを守ることで,君たち一人一人の心の居場所が創られるのです。もう一度,みんなで考えてみてください。