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平成31年2月19日(火)『1年後大きな花を咲かせるために』

 暦の上では「立春」を過ぎ,街角に菜の花が咲き乱れ,季節も一歩一歩春へと移り変わろうとしています。
 春は,学校や会社が現在の年度の締めくくりを行うとともに新しい年度をスタートの準備を行う時期でもあります。学校では卒業や高校入学,進級してクラス替え,そして新入生を迎える季節であり,新しい友との出会い,新しい先生と出会い等,新しい生活環境の中で新たな自分を発見する「チャンスの時」でもあります。
 3学期の始業式の時に,3年生には,「是非,145名で『15の春を笑顔で迎える』というゴールを目指して夢を実現してほしい。」ということを,1・2年生には,「3学期は,学級づくりの総仕上げの学期であるとともに新しい学年へ向けて準備する平成31年度ゼロ学期でもあるので,『何をしていいか分からない』と考え,立ち止まっているのではなく,1年後の自分の姿を想像し,どんな小さなことでもいいので,今できることに挑戦してほしい」という事を話しました。高橋尚子選手の座右の銘である「何も咲かない寒い日は,下へ下へと根を伸ばせ。やがて大きな花が咲く」という言葉があります。
 あと約40日後に始まる平成31年度が,君たちにとって新たな自分を発見する「チャンスの時」になるためにも,「学年末テストが終わったから」「進路が決まったから」ではなく,季節が春の準備をしているように,君たちにもこの時期は,「新たなスタート地点への助走路を走っている」「1年後大きな花を咲かせるために大きな根を下へ下へと伸ばしている」という気持ちで「新しい学期」の準備を頑張ってほしいと思います。