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平成31年1月16日(水)『掃除が心を磨く』

 3学期が始まって約1週間が過ぎ,校門横の梅が小さな紅い花をたくさん咲かせる季節となりました。
 先日,地域の会に出席すると地域の方が「先生,校門周辺など花々が植えられ,本当に明るい雰囲気ですね。」と声をかけてくださいました。生徒会が中心となって,朝の「ほうきの目運動」に多くの生徒たちが参加してくれたり,地域の方々と一緒になって花植えをしてくれたりしていること等の積み重ねが,「明るい雰囲気」として評価していただいたのだと思います。
 鍵山秀三郎さんの言葉に「人間の心は,そう簡単に磨けるものではありません。ましてや,心を取り出して磨くことなどということはできません。心を磨くには,とりあえず, 目の前に見える物を磨き,きれいにすることです。特に,人のいやがるトイレをきれいにすると,心も美しくなる。人は,いつも見ているものに心も似てきます。」という言葉があります。
 掃除ってすごいと思います。世の中,努力してもなかなか結果が出せないことが多いですが,『掃除』はやればやるだけ成果が目に見えて来るものです。いつも見ている場所は,君の心です。
 地域の方が褒めてくださった校門周辺の風景は,志布志中学校の,そして,君たちの心を映す鏡です。自信を持ってください。
 放課後,校内を見回った時の君たちの教室の風景も1年前とは見違えるほど整い,机・椅子が整然と並ぶ教室の風景は,心を和ませてくれます。つまり,教室そのものが君たちの心なのです。
 しかし,心は様々なことに影響され,変化するものですので,これからも今まで以上に心を磨くためにも,掃除に時間いっぱい,無言で取組む事を君たちに勧めます。頑張れ,志布志中生!