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平成30年10月30日(火)

 今日は,昨日に続いて挨拶について話をします。以前も紹介しましたが,挨拶の「あい」には,心を開くという意味が,「さつ」には,その人の心に近づくという意味があるそうです。
 つまり,挨拶とは,自分の心を開き,相手の心を開かせ,相手の心に近づいていく最も簡単で積極的な行為なのです。
 挨拶は「あなたの事を知りたいです。私の事もよろしくお願いします」という人間関係を始めるための第一歩でもあるのです。自分では挨拶をしているつもりでも,小さい声で「おはようございます」とかお辞儀をするだけでは,相手の人に思いが伝わる挨拶とは言えないのです。相手の目を見て,元気よく,心を込めてするのが挨拶なのです。
 また,社会人なら挨拶ができて当たり前だと思われます。挨拶の仕方によって自分の事や自分が働く職場の事が評価されることもあるのです。例えば,今,君たち一人ひとりの挨拶によって君たち一人ひとりが,そして学校が評価されているのです。
 挨拶のキーワードは,「いつでも」,「どこでも」,「全ての人に」です。挨拶は,挨拶をしてくれる人や挨拶を返してくれる人だけにするものではありません。挨拶を返してくれない人でも,続ければ必ず挨拶を返してくれるようになるものです。
 挨拶は,挨拶をするタイミングも大切です。できるだけ相手より先に,自分から挨拶をすることが基本です。
 また,挨拶は,続けることも大切です。挨拶をしたりしなかったりすると,「今日はどうしたのかな」「何か嫌な思いをさせたかな」というように,相手に無用な気遣いをさせてしまうことになります。 笑顔で元気よくあいさつをすることで,相手はともかく自分自身も元気が湧いてくるものです。
 『志布志中学校』=「挨拶の良い学校」をみんなで目指しましょう。