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平成30年7月5日(木)

 昨日,1日をポジティブな気分で過ごすためにも,何か一つ自分にしかできない『朝活』に挑戦してほしいということを話をしましたが,ポジティブな気持ちで朝を迎えるには,前日の夜の過ごし方が大きな『鍵』となります。
 では,どのような夜の過ごし方をするとポジティブな気持ちで朝が迎えられるのでしょうか。
 以前,家族や友だち等全ての人たちを感謝の対象として,毎日寝る前に1~2分間,感謝する時間を設け,些細な事も含めてノートに書くという実験を行ったところ,実験に参加した人たちは,実験前よりも人生をポジティブに評価できるようになるだけでなく,意欲的に物事に取り組めるようになったり,周りの人に優しく接することができるようになったり,手伝いやボランティア活動に積極的に参加できるようになったということを紹介しました。
 人は,生活の様々な場面で周りの人に対して「感謝」し,その思いを言葉や態度で表すものですが,周りの人の優しさや親切に気付かずに「感謝」を伝えるタイミングを失ってしまう事がよくあるものです。
 そこで,1日を振り返る「感謝の時間」を設け,些細な事でも感謝したことをノートに3つ書き出し,その時の自分の想いや相手の想い・表情を思い浮かべることで,自分は「周りの人に支えられ,生かされている」ことが実感できるようになるのだそうです。そして,明日への意欲が湧いてくるのだそうです。
 ぜひ,君たちが今年から始まった「生活の記録」の一部に3つの感謝を書き出し,次の日の朝,ポジティブな気持ちで登校し,校内が様々な『朝活』でいっぱいになることを心から期待しています。