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令和3年7月6日(火) 
新型コロナウィルスワクチン接種(せっしゅ)について
現在,志布志市から新型コロナウィルスワクチン接種について,案内が来ていると思います。現在は,12歳から64歳までの基礎疾患(しっかん)を有する方が最優先で接種し,7月8日木曜日からは,60歳以上の方が優先して接種の申込ができる状況です。私は50歳以上59歳以下なので,7月15日から電話やWebで予約ができる見込みです。皆さんは,7月22日から電話やWebで予約ができる状況であると聞いています。
市内の病院でも,個別接種ができるようです。また,有明地区公民館では8月から集団接種も始まります。いよいよ志布志市においても新型コロナウィルスワクチン接種が本格的に実施されるようになりそうです。
さて,12歳以上は新型コロナウィルスワクチン接種ができますが,皆さんは接種を希望しますか?『自分がかかって誰かにうつしたら申し訳ないから接種する』とか『家族に高齢者や医療関係者がいるから積極的に接種する』などと,接種を希望する生徒もいることでしょう。
接種する生徒については,授業がある日の接種場所への移動や,接種後の気分不良や発熱などがあった場合は,欠席とはしない措置を講じますので,安心してください。
しかし,『腕が上がらなくなったり,発熱したりする副反応が怖いから接種しない』とか『義務ではないからしばらく様子を見て後から接種したい』などと,今回接種しない判断をする生徒もいることでしょう。
ワクチン接種は強制ではありません。また,接種しない生徒への偏見や差別は絶対に許されません。保護者の方と話し合い,接種するにしてもしないにしても,皆さんが決定したことは尊重しますので,安心して登校してください。また,接種の有無にかかわらず,友達などを差別したりいじめたりすることがないように心がけ,引き続き安心安全な学校を創りましょう。

令和3年7月5日(月)
YouTube勉強法
 YouTubeでの,勉強のコンテンツが増えてきました。私は,チャンネル登録者150万人越えの「葉一(はいち)」さんのチャンネルなどをお勧めします。葉一さんのチャンネルは,19ch(塾チャンネル)といい,「教科書まるごと1冊を動画化する」をテーマにしたものです。それを学校や塾などの授業の前後で観ることで学習効果が上がると思っています。葉一さんのチャンネルは,例えば中学校2年生の数学の動画が1本15分程で90本近くあり,とてもていねいにつくられています。それらを全部観ると教科書1冊をざっと通ったことと同じくらいの効果があるようです。
 他にも,家庭教師のトライが制作している「Try IT」なども充実していると思います。小学校の算数からやり直したい,と思っている生徒がいたとしたら,「小島よしおのおっぱっぴー小学校」もわかりやすいです。集中力があまりない,小学校低・中学年の児童も夢中になれる作りになっています。
 無料で学べる教育系コンテンツが充実してきていますので,どうしてもやる気が出ないとか,机に向かう気力が失せた場合など,是非教育系YouTubeコンテンツに気軽に接してみるのもいいかもしれません。
 さて,経済的事情で,まともな指導を受けることができなかったケニアのやり投げ選手,ジュリアス・イエゴを知っていますか。彼は,お金がなくて海外遠征などができませんでしたが,ネットカフェでYouTubeを観て一流選手の投げ方を研究しました。そのおかげでアフリカ大会で優勝するまでに成長し,2016年リオ五輪に出場しメダリストになったことで話題になりました。彼は,リオ五輪の公式ガイドで『YouTube Man』と紹介されていました。
 皆さんの中に,経済的理由で高校や大学進学のための勉強をあきらめなければならない,と考えている生徒がいるとしたら,もったいないです。是非学校の勉強や宿題に加えYouTubeなどでも勉強し,高い学力を身につけましょう。そして,投げやりにならず授業料免除や奨学金制度なども使いながら,夢を叶えてみませんか。

令和3年7月2日(金)
生きているだけで丸儲け(まるもうけ)
「生きているだけで丸儲け」とは,お笑い界の伝説的人物である明石家さんまさんが座右(ざゆう)の銘(めい)としている言葉として有名です。
そして,この座右の銘は,明石家さんまさんの娘であるIMARU(いまる)さんの名前の由来(ゆらい)にもなっています。
「生きているだけで丸儲け」を座右の銘としているさんまさんは,母親や実の弟が亡くなったり,1985年8月に群馬県の山中に墜落(ついらく)した日本航空123便に乗る予定だったりという,さんまさんの壮絶(そうぜつ)な人生が影響しているようです。
「生きてるだけで丸儲け」は,どんな逆境(ぎゃっきょう)に立たされても生きていればそれだけでいい,「つらいときでも笑っていられる」そんな心持ちを表わした言葉です。さんまさんは,「僕はその時々でハングリーさが出る位置に気持ちを置こうとしてますから,その究極(きゅうきょく)が『生きてるだけで丸儲け』という言葉につながると思う」とおっしゃっています。
それを身体で表現するようにさんまさんは,どんな番組でも全身を使って汗だくになりながらしゃべり続けます。身体を振り乱して「クァーッ」と声をからして笑っています。さんまさんが手を抜いている姿を見たことがありません。「笑いは戦場や」というさんまさんの言葉どおり,共演者と,スタッフと,そして視聴者と戦い続けているのです。
壮絶(そうぜつ)な人生を体験しているからこそ,誰よりも命の尊さを知っていて,生きていればそれだけで十分だ,と考えているのでしょう。志布志中の皆さん,『生きてるだけで丸儲け』なのですよ。