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 『夢や目標を叶える秘訣は,夢が叶った姿をハッキリとイメージし続けること』という事がよく言われますが,2月1日に行われた志講話の中で春田先生も「夢を紙に書くと叶う」というお話をしてくださいました。
 人は,様々な節目を迎える度に「目標や夢」を設定しますが,上手くいかない人が多いのも事実です。その理由は,言葉として夢を設定しても,実現した自分の姿をイメージできなかったり,目標や夢をすぐに忘れてしまったりするからです。
 では,どうすれば実現した姿をイメージしたり,夢を忘れずに実現へ向けて努力を継続できるのでしょうか。
 春田先生は,講話の中で『夢や目標を紙に書き』,夢実現した姿から逆算して,計画を立てることが大切だと教えてくださいました。 夢実現には時間がかかるものです。だからこそ,「夢」を実現するために,「夢を実現できる会社に入社する」,「夢実現のためにより専門の資格を取得するために専門学校に,大学に進学する」「専門の資格を取得するためにA高校へ進学する」。そして「今,夢実現のために中学校の勉強を頑張る」という計画を立て,その事を紙に書き,いつも見ることができる所に貼ることが大切なのです。
 できれば手帳やカードに書き,いつも持ち歩いて,不安になったり自信を失いそうになったりした時に読み返すことで,夢を忘れずに実現へ向けて努力を継続できると思います。
 3年生は,私立高校の入試が終わり,公立高校の入学試験まで約1カ月,4月7日,自分が目指した高校の入学式に参列している姿と素晴らしいスタートをしている姿をイメージして,2カ月間の計画を紙に書き,真の夢実現へ向けて努力を勉強を継続してください。
 1.2年生は,進級した姿をイメージし,紙に書き,夢実現へ向けて努力を勉強を継続してください。

 『見えない所を美しく。見えないけれども美しく。見える所は,より美しく。 何より,一生懸命,掃除する姿が美しい。』という言葉があります。
 12月からA棟2階では「無言清掃」が始まり,2週間前からA棟1階でも,そしてC棟1階でも「無言清掃」への挑戦を始めました。A棟1階ではいつも掃除を始める前に「掃除をする上で必要なこと以外はしゃべらずに掃除に取り組もう」と呼びかけ,掃除に取り掛かっています。
 一昨日,清掃を始める前に「昨日は無言清掃できましたか」と尋ねると,「80%はできました。」という返事でした。完全に無言で掃除をするには,もう少し時間がかかると思いますが,意識して取り組んでくれていることがとてもうれしく感じる事でした。
 この「無言清掃」という言葉を聞くと,心に強く残っている光景があります。それは,約1年前にある高校を訪ねると,玄関ホールを生徒が一生懸命に無言で掃除する姿が見られ感心させられました。そして階段を上がると一人の女子生徒が,雑巾で廊下を隅々まで拭き掃除をしている姿を目にしました。その日はとても寒い日でしたが,黙々と一生懸命掃除をするその姿は美しく,その場を歩くことが申し訳なく感じるほどでした。
 挨拶も掃除も,決して特別なことではありません。でも,挨拶や掃除ができることはとても大切なことです。平凡なことや当たり前のことを一つ一つ大切に行う事が,多くの人に感動を与えるだけでなく,自分自身の心と生活を豊かにしてくれるのだと思います。
 志布志中でも「無言清掃」の輪が広がってくれることを心から願っています。