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平成31年2月1日(金)『一生懸命掃除をする姿は美しい』

 『見えない所を美しく。見えないけれども美しく。見える所は,より美しく。 何より,一生懸命,掃除する姿が美しい。』という言葉があります。
 12月からA棟2階では「無言清掃」が始まり,2週間前からA棟1階でも,そしてC棟1階でも「無言清掃」への挑戦を始めました。A棟1階ではいつも掃除を始める前に「掃除をする上で必要なこと以外はしゃべらずに掃除に取り組もう」と呼びかけ,掃除に取り掛かっています。
 一昨日,清掃を始める前に「昨日は無言清掃できましたか」と尋ねると,「80%はできました。」という返事でした。完全に無言で掃除をするには,もう少し時間がかかると思いますが,意識して取り組んでくれていることがとてもうれしく感じる事でした。
 この「無言清掃」という言葉を聞くと,心に強く残っている光景があります。それは,約1年前にある高校を訪ねると,玄関ホールを生徒が一生懸命に無言で掃除する姿が見られ感心させられました。そして階段を上がると一人の女子生徒が,雑巾で廊下を隅々まで拭き掃除をしている姿を目にしました。その日はとても寒い日でしたが,黙々と一生懸命掃除をするその姿は美しく,その場を歩くことが申し訳なく感じるほどでした。
 挨拶も掃除も,決して特別なことではありません。でも,挨拶や掃除ができることはとても大切なことです。平凡なことや当たり前のことを一つ一つ大切に行う事が,多くの人に感動を与えるだけでなく,自分自身の心と生活を豊かにしてくれるのだと思います。
 志布志中でも「無言清掃」の輪が広がってくれることを心から願っています。