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 一つの味,同じ心と書いて『一味同心』 と読む四字熟語がありますが,聞いたことがありますか。この『一味同心』 という言葉には,「同じ目的を果たすために集まり,心を一つにして力を合わせること。」という意味があります。
 「一味同心」は,元々織田信長の時代に農民がお茶を飲みながら農作物の出来具合や農耕技法についての知恵を出し合ったり,地域全体に起こっている問題を話し合って解決したことが語源だとも言われています。
 今,君たちは,応援リーダーや実行委員を中心に一日一日練習の目標を各団毎に話し合い,心一つに力を合わせ,16日に開催される体育大会を「平成最後の晴れ舞台にする」という目標に向かって,「努力」を続けています。つまり,全校生徒が『一味同心』で体育大会スローガン実現へ向けて取り組んでいるのです。
 人は,夢実現へ向けて継続的に取り組む「心の持久力」とその瞬間瞬間に最大限の力を発揮する「心の瞬発力」を持っていると言われます。
 今日から天候を判断しながら予行練習が行われることになりますが,予行練習,金曜日の体育大会準備,16日の体育大会本番等様々な場面で君たちが「心の持久力」と「心の瞬発力」を発揮して,素晴らしい体育大会を創り上げてくれることを心から期待しています。
 そして,今年の体育大会を「平成最後の晴れ舞台にする」ために,『一味同心』で頑張りましょう。

 『心が変われば行動は変わり,素晴らしい人生は拓かれてゆく』という記事を読んでいると,その中に「全てのものは,まず心の中で出来上がるのです。大自然にあるものは別として,我々を取り巻いている全ての物は,まず我々の心の中で出来上がって,その後から,形となって現れたものなのです。・・・・・・・。
 発言や行動を変えようと思ったら,その奥にある思いを,変えることをしなければ,発言や行動は絶対に,変わらないということなのです。心が変わっていないのに,言葉や行動を変えようとしても,全く一時的なもので,すぐに元の自分に戻ってしまうのです。
 心構えを先に変えるのです。本気になって,行動を変えるつもりならば,自分自身の思い方を変える以外に,方法はないのです。思い方が変われば,自然に発言も行動も変わってくるのです。」という言葉が強く印象に残ったので紹介しました。
 『心が変われば行動は変わる』という事は,君たちの昨日のわずか50分間の体育大会練習の中で実証されたのではないかと思います。気持ちが「揃わない」状態で入場行進や歌の練習を行っても行進や歌声が揃わず,「君たちは,もっとできる。」「君たちならできる。」という先生の言葉の基に再度,練習に挑戦することに。
 そして,君たちは,見事に気持ちを揃え,見違えるような行進を創り上げることができました。つまり,心の持ち方が変ったことによって,心が揃ったことによって行進が変ったのです。
 体育大会まで君たちが練習に取り組める時間は限られています。
君たち一人一人が,全体練習や学年練習,体育大会準備に取り掛かる前に『心のスイッチ』を入れ変えて,それぞれの活動に取組めば,充実した練習に,無駄のない準備になり,本年度の体育大会スローガン「輝け!平成最後の晴れ舞台!~志中魂 はんぱないって~」の実現に近づくのだと思います。
 『心が変われば行動は変わり,素晴らしい体育大会が創られる』期待しています。