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「泣くな,絶望するな,そんなのは今することじゃない」

令和3年5月7日(金)
泣くな,絶望するな,そんなのは今することじゃない
 この言葉は鬼滅の刃1巻の第1話「残酷」で,主人公の炭(たん)治郎(じろう)に対して冨岡義勇 (とみおかぎゆう)が心の中で叫んだセリフです。
 この鬼滅の刃の設定は大正時代の日本です。炭を売る心優しき少年・炭(たん)治郎(じろう)は,ある日鬼に家族を皆殺しにされてしまいます。さらに唯一生き残った妹の禰豆子(ねずこ)は鬼にされてしまいました。この絶望的な状況で,炭(たん)治郎(じろう)が言われた言葉が
「泣くな 泣くな 絶望するな。そんなことは今することじゃない」でした。
 家族を殺され妹を鬼にされてしまった炭(たん)治郎(じろう)が,そのつらさを乗り越えて,この鬼滅の刃の物語が進行していきます。
 志布志中の皆さんも,これまで悲しいこと,つらいことをたくさん経験したことと思います。しかし,この炭(たん)治郎(じろう)の経験に比べると足下(あしもと)にも及ばないのかも知れません。炭(たん)治郎(じろう)は,泣くことや絶望することではなく,妹禰豆子(ねずこ)を救うために修行することを選択しました。是非皆さんも,悲しみや絶望に打ちひしがれることなく,前に進んでいきましょう。すぐに立ち上がらなくてもいいです。しかし,必ず立ち上がり,前に進んでいきましょう。