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『笑顔でいると良いことが起こるかもしれません』

令和3年2月12日(金)
笑顔でいると良いことが起こるかもしれません
 日本では,知らない人に笑顔で挨拶することは少ないですね。日本では親しくない方にも笑顔で挨拶する習慣はないからです。
 一方,アメリカでは,多くの人がまったく知らない人にも笑顔で挨拶するそうです。それは,アメリカにはいろいろな民族や人種の人が住んでいて,言葉が通じないことも多々あるそうです。そうすると誤解による争いが起こるかもしれません。しかし,笑顔は言葉が通じなくても自分の友好的な気持ちを伝えることができます。笑顔は「私はあなたの敵ではありません。私はあなたと仲良くしたいのです。」というメッセージなのです。
 さて,世界で最初に宇宙に行った人物は誰でしょう。それは,現在のロシアのユーリイ・ガガーリンです。1961年4月12日に初の有人宇宙飛行に成功した人物です。そのとき彼が発した言葉「地球は青かった」で知られた人物です。
 なぜガガーリンが初の宇宙飛行士に選ばれたかというと,笑顔のおかげなのです。宇宙飛行士が募集されたとき,広いロシアの国から優秀なパイロットがたくさん集められました。いろいろなテストの結果,最後に残ったのはガガーリンともう一人でした。最終的には,もう一人の人物が体重が軽く選ばれそうになりました。しかし,選考責任者が,土壇場でガガーリンに替えました。その理由は,いつもガガーリンは笑顔だったので,宇宙という,まだ誰も知らないところで予想外の出来事が起こっても,緊張せずにリラックスして問題に対応できるだろうと,その責任者が考えたからです。
 皆さんは,いつも笑顔でいると,周りの人を明るく出来るだけでは無く,自分でも気づかないうちにいいことが起こるかも知れません。