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『情けは人のためならず』

令和2年11月16日(月)
「情けは人のためならず」
~ 他の人に情けをかけるのは自分のため ~
これは,他の人のために良い行いをすれば,巡り巡って自分にも良いことが返って来るという意味のことわざです。「知の巨人」と呼ばれ,企業の存在意義やマネジメントに関する世界的な権威であり,「現代経営学」や「マネジメント」の発明者とされているドラッカーも,「人の役に立ちたいという気持ちは,自分の成長につながる」と言っています。
皆さんの学びにおいて最も定着につながるのは,他の生徒に説明する学習だと言われています。もし,皆さんが他の生徒に説明しなければならなくなったら,どうしますか?他の生徒に説明するためには,間違ったことを教えないように,教科書を読み返したり,ノートを確認したりしますよね。わかりやすく説明するために,いろいろな考えを及ばせ「あーでもない,こーでもない」とより分かりやすい工夫をしようとすることでしょう。すなわち,他の生徒に説明するのは,説明を受ける生徒のためになっているだけではなく,実は説明する側の生徒の知識を深め,磨くことにもなっているのです。
誰かのためは,自分のためでもあります。分からない人がいたら,ぜひ,その人を助けるためにも,わかりやすく説明してあげてください。このように生徒同士で教え合うことで,教えられる側はもちろん,教える側もレベルアップすることで明日からの期末テストに臨んでください。
もちろん,コロナウィルス感染拡大防止には,最大限の配慮をし,三密を避け教え合ってください。