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『頭が回らなくなった際には』

令和2年11月10日(火)
頭が回らなくなった際には
 勉強をしている際に,考え過ぎて頭痛がする,気が付くとぼ-っと遠くを見ている,何となくスマホをチェックしてしまう…など,ふとした時に頭が回らなくなってしまうことはありませんか。そのような時は,頭を「勉強モード」に切り替える方法を試してみましょう。
 どうしても頭が動かない,思考が行き詰まってしまう。そんな時は,軽く身体を動かすのも有効です。身体を動かすことで凝り固まった筋肉がほぐれ,脳への血流を改善させることができます。運動部に所属している生徒や,もともと身体を動かすことが好きな生徒であれば,気持ちの面でも切り替えがしやすいでしょう。
 勉強前に5分程度の筋トレをする,日課にしているジョギングの後,そのまま勉強机に座る…など,身体と頭が冴えてきたタイミングで勉強に取りかかれるような,生活の流れを作りましょう。
 勉強中のスマホの着信通知は,集中を妨げます。無視しているつもりでいても,一度通知を受けると,気になってしまうものです。勉強に取り掛かる時にはスマホをしまっておく,親に預ける,自室の机と本棚は離して設置する…など,集中力を妨げるものを自ら離しましょう。
 次に適度に休憩をとり,メリハリをつけることをお勧めします。少量の甘いものを食べる,冷たい飲み物で頭をスッキリさせる…など,机に座ったままでできる小休止も,気分の切り替えに有効です。集中力が途切れそうになったら,ちょっと一休み。お茶やおやつの時間にする方法も良いでしょう。
 もし,「適度な休憩」のつもりが,いつまでもダラダラとしてしまうのであれば,完全に別なことをすることも一つの方法です。例えば「お手伝いをする」などいかがでしょう。洗濯物の取り込みや近場への買い物など,短時間で終わる手伝いをするのもいいでしょう。「勉強中なのに…」と思うかもしれませんが,実は気分転換になる場合もあります。逆に,手伝いをすることが勉強することよりも嫌なことであれば,かえって勉強に集中できることもあります。