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『チャンス,チャレンジ,チェンジ(Chance,Challenge,Change)』

 令和2年5月8日(金)
チャンス,チャレンジ,チェンジ(Chance,Challenge,Change)
 「チャンス」とは,『時は得難くして,失いやすいすい』という司馬遷(しば せん:中国前漢時代の紀元前145年頃~紀元前87年頃の歴史家『史記』の著者)のことばで言い表せます。これは「人生の中でチャンスはそう何回もは巡ってこない。たとえやってきたとしても油断するとすぐ取り逃がしてしまう」という意味です。
 私たちは,やるべき事を「後回し」にしてしまうことがよくあります。その後で「あの時やっておけばよかった」と後悔するのもよくあることです。大きなチャンスをつかむためには,普段から身近なチャンスをつかむ訓練が大切です。その訓練とは「気付いたらすぐ行う」「気付いたらすぐに止める」などという行動力と決断力を養うことです。「幸運の女神には前髪しかない」ということわざがあります。これはレオナルド・ダヴィンチによるものだと言われています。幸運の女神には前髪しかないため,通り過ぎた後,あわてて捕まえようとしても後ろ髪がなく掴む場所がない。つまり,うかうかしているとチャンスを手にすることができないということわざです。すべての人に平等に与えられた時間を大切にし,確実にチャンスをつかみましょう。
 「チャレンジ」とは,失敗を恐れずに自分から進んで挑戦することです。その経験が自分を成長させます。
 「チェンジ」とは,経験したことで自分を良い方向に変えていくことです。
 ピンチは「危機」で,チャンスは「好機」です。そして,チェンジは「変換・変革」で,チャレンジは「挑戦」です。ピンチの壁は自分の心の壁とも言えます。この壁を乗り越えられるかは,幸運の女神に試されているのかも知れません。ピンチを自分を成長させる好機,今までと違うやり方で再挑戦する好機と考え,ピンチ(危機)から逃げずに,挑戦してみましょう!きっとチェンジ(成長)できるはずです。
 志布志中学校の皆さんも,是非「チャンス・チャレンジ・チェンジ」の精神で努力しましょう。