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令和元年12月19日『人生に無駄なことはない』

 先日,本を読んでいたら『人生に無駄なことなんか,ひとつもない。生きるってことは,いろいろ経験すること。その時は,自分とはまったく関係のないことのようでも,その経験が大切に思える時がきっとくる。』というピアニストのフジ子・ヘミングさんの言葉を見つけました。
 君たちは今,学校で教科の学習と学級活動や総合的な学習の時間,学校行事などを学習していますが,君たちの中には,「こんな勉強が,将来何に役立つのだろうか。」等と考えている人がいるのではないでしょうか。
 また,決められた時間までに登校する等「時間を守る」事や昼休み終了後に急いで掃除場所に行き「無言作業」を行うこと,「挨拶運動」や「ほうきの目運動」等のボランティア活動に参加する事に「何で守らなければならないのか」「参加しなくても誰かがしてくれるだろう。」と疑問を感じている人がいるのではありませんか。
 確かに,今学校で学習している事は,すぐに役立つ事は少ないかも知れませんが,今,様々な事を学習する事で自分に合った「学習方法」を学び,将来の夢実現の大きな力を身に付けているのです。
 また,「時間を守る」事や無言で清掃活動に取り組む事,ボランティア活動に参加する事は,君たちが将来社会の一員として生きていくための「マナー」や「生き方」を学習しているのです。
 つまり,今君たちが行っている事には「何一つ無駄な事はない」のです。必ず,将来「やっておけば良かった」「やっていて良かった」という時が来ます。だから,今という時を大切に,一生懸命頑張ってほしいのです。