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令和元年12月5日『寒い朝には,身体のアイドリングを』

 寒い冬の時期になると,車を運転する前にエンジンのスイッチを入れ,しばらくアイドリング状態を続け,エンジン等の温度を上げてから運転を開始した方が車の性能を維持する事につながると言われています。
  昨日から寒さが一段と厳しくなりましたが,朝はいつも通りの時間に起きていますか。中には,寒さに負けて布団の中から抜け出せずに,登校時間まで遅くなっている人はいませんか。
 今日紹介した車のアイドリングは,人の生活にも例えることができます。君たちの中には,朝起きるとボーっとして何をするにも時間がかかったり,やる気が起きず,思ったように行動できない人がいるのではありませんか。
 寒い朝は,いつもより早めに起きて,布団の上で時間をかけてストレッチを行い,その後に食事や身支度等一日のスタートの準備を始め,早めに登校して読書など「朝活」をする事が『身体のアイドリング』になるのです。
 人の考える力,つまり脳の働きは,『起きてから3時間後から一番よく働き出す。』と言われています。また,人の各器官の働きは,人によって差はありますが,起きてから2時間後に血液の循環が良くなり,様々な器官の動きが良くなるそうです。
 8時過ぎに登校し,8時5分生徒玄関通過を目指し,何百メートルも走って1日をスタートするよりも早めに登校し,好きな事に時間を使う『朝活』に取り組んでみませんか。ぜひ試してみてください。