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令和元年9月13日『余裕を持って教室で8時10分を迎えよう』

 君たちの中には「ギリギリでも間に合えさえすけばいい」とか「当日ちゃんとできればいい」と思っている人がいると思います。
 日常生活の中でいつもギリギリで行動している人は,友だちとの約束と別な友だちとの約束の間の「移動時間」を考えずに立て続けに予定を組んでしまい,「よし,間に合った」とか「ギリギリセーフ」,「少し遅れてごめんね」という状況を常に繰り返しているのです。
 そのようにギリギリで行動している人は,例えば入学試験の日に試験会場までの移動時間を十分に考えずに出発する時刻の予定を立て,移動時間が足らずに集合時間に遅刻したり,「ギリギリ間に合った」としても集中できず,平凡なミスを犯してしまうことがあるものです。
 人は,物事に必要な時間を少なく見積もってしまった結果,物事を中途半端に行わざるをえなかったり,約束した時刻に遅れたりする等周りの人に迷惑をかけてしまうので,1日の終わりには,必ず翌日のスケジュール表に目を通して,「自分だったら」それをやるためにどのくらい時間が必要か,目的地までにどの位時間がかかるのかを正確に知り,行動に移すことが大切です。
 このように人は,自分のスケジュール管理をすることで「ギリギリ間に合った」という生活から抜け出し,「あの人は,時間を守ってくれる」という大きな信頼を得ることができるのです。
 まず,余裕を持って教室で8時10分を迎えられるようになることを心から期待しています。今日は,2学期に入って初めて『8時5分生徒玄関通過,8時10分着席100%達成』でした。通算12日目,目標は30日です。頑張ってください。