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令和元年9月11日『達成感と感動に満ち溢れた場面を求めて』

 学生時代,最後の大会へ向けて練習に集中できない時,監督に「君は,今日の練習自分の力をどの位出し切ったのか」と聞かれ,何も答えられないでいると「80%の力で練習を続けていたら,君はそれ以上の力を出せなくなってしまうぞ。80%の力が君の100%の力になってしまうぞ。今まで君は日頃の練習で自分の持っている力以上の練習をしてきたから力が付き,試合で結果を出せるようになって来たのじゃないか。一日一日をもっと大切にしろ。」と言われ,結果を求め夢中になっていた自分を思い出すことができました。                               今,君たちは今週末に迫った体育大会へ向けて,集団行動や種目練習,応援練習に一生懸命取組んでいることと思います。今まで全体練習や学年練習を重ねることで,君たちの演技は数段上達し,君たちの心の成長に驚かされるばかりです。
 しかし,君たちの『心が揃い』,細部まで意識することができるようになれば,新時代の幕開けとなる「新たな伝統を創りあげる体育大会」を練習の中で創り上げることができるのではないかと思うのです。
 そして,体育大会当日,「成功させたい」という君たちの心と思いが練習の時よりも高まり,練習では見ることができなかった,感じることができなかった達成感と感動に満ち溢れた場面を見ることができるのです。
  君たちに残された時間は日々少なくなってきますが,一日一日を大切に頑張ってほしいと思います。