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令和元年5月10日(金)『「事前準備」と「事前予測」の大切さ』

 昨日,君たちの登校状況を見て,以前紹介した松下幸之助さんの『雨が降ったら傘をさす』という言葉を思い出しました。
  松下幸之助さんは,この言葉を通して雨が降る時に「傘を用意する,用意できる状態にする。」つまり『事前準備』と『事前予測』の大切さを私たちに教えて下さっています。
 昨日の登校時間は傘だけではなく,合羽が必要だと感じるほど雨が強くなってきました。そんな中,傘をさしながら歩いて登校する生徒,合羽を着て自転車で登校する生徒,カバンやバッグが濡れないように自転車の荷台や籠をビニール袋で覆って登校する生徒と様々な工夫をして登校する姿に心を打たれました。
 しかし,そんな中,車で駐車場まで送ってもらい,傘も持たずに平然と歩いている生徒を見ると「家を出る時には雨が降っていたのでは,何故傘を準備しないのか」と残念でなりませんでした。
 『雨が降ったら傘をさす』事は,当たり前の事です。また,事前に準備をしたり事前に予測することは,今後生きていく上で『大切な力』となります。「してもらう」事を当たり前の事として感じるだけではなく,様々な体験を通して「できる喜び」を是非感じられるようになってほしいものです。期待しています。