Skip to content

平成31年4月24日(水)『出会いは奇跡』

 私には小学校5年生の時からの親友がいます。お互いの進路や仕事の悩みも家族への思い等様々な事を共有してきた友達。そんな親友と会えなくなって,今年で8年目になります。
 親友ともう二度と話すことはできませんが,中学校から高校にかけて人間関係に悩み,特定の友達としか話すことができず,何を言われても言い返す事もできなかった私に「自分の考えをちゃんと伝えろ。お前の曖昧な態度はかえって人を傷つけることになる。」と厳しいことを言ってくれた事がきっかけで,少しづつ人前で自分の意見を言えるようになり,今,君たちの前に立ち,自分の想いを伝えられるようになっています。
 『出会いは奇跡』という言葉があります。私は,その親友と小学5年生で同じクラスになり,気が付いたら高校3年生まで同じクラスでした。小・中学校は学年3クラス,高校は学年7クラス,8年間同級生であり続けられる確率は何十億分の1になるのではないかと思います。
 君たちは,この4月30数名の友達と同じクラスになり,机を並べて勉強をすることになりました。その出会いも奇跡なのです。
 ぜひ,縁があって同じクラスになった友だちの欠点よりも良さをたくさん見つけて上げてください。そして,友だちの人生を支える言葉をぜひプレゼントしてあげてください。