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平成31年4月18日(木)『心を揃える-思いを行動に』

 今から8年前の3月11日に東日本大震災が発生し,空前の出来事に人々は言葉を失いましたが,被災地の様子を知らせる報道の合間にテレビから流れる次の詩と電車の中で席を譲るかどうか迷う高校生,階段でお年寄りの荷物を持ってあげる高校生の映像がとても印象に残っています。
『「こころ」は誰にも見えないけれど,「こころづかい」は見える。「思い」は,見えないけれど,「思いやり」は誰にでも見える』
 この詩にあるように,「心」や「思い」は,形として見る事はできませんが,「こころづかい」や「思いやり」は行動として見る事ができます。
 また,『心を揃える』事も行動として見ることができるのです。例えば,「履物を揃える」という事は,靴箱の靴の並びで,「時間を揃える」つまり時間を守る事は,授業開始1分前に着席が完了する等の行動等で,「無言作業を心掛ける」は,清掃時間の君たちの姿勢で,「学習に対する思い」は,君たちの後ろ姿と目の輝きで見る事ができます。
 今,君たちが学級として生徒会として取り組んでいる「思い」を行動として表し,「揃える」事ができれば,志布志中学校は大きな一歩を踏み出し,二歩三歩と前進する事ができると思います。今の君たちならばそれができるはずです。