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平成31年3月8日(金)『「卒業式」の主役は,卒業生全員』

 公立高校入試を終えた3年生の皆さん,お疲れさまでした。日頃の努力の成果を十分に発揮することができましたか。落ち着いて面接官の質問に答えることができましたか。
 一人ひとり受験の手応えは異なると思いますが,君たちが高校受験という掛けがえのない経験をしたことは事実であり,その経験は今後生きていく上で大きな財産になると思います。
 『「辛い」という漢字を,「幸せ」という字に変えるのは,自分の努力と思いやる心』という言葉があります。自分の進路実現へ向けての「受検」への道程は,先が見えず辛いものだったと思いますが,進路実現へ向けた確固たる想いを一つの努力という形で貫き通す事ができれば,「辛い」経験が「幸せ」の土台を創ってくれるものです。
 3年生は,今日から中学校生活最後の学校行事である「卒業式」を感動的なものに創り上げるための学年練習が始まった事だと思います。「卒業式」は,卒業生全員が主役となるものであって,決して一人が主役となるものではありません。この3年間,苦楽を共にした145名が心を一つにして,下級生に新たな伝統として引き継ぐ卒業式を創り上げてください。期待しています。