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平成31年2月13日(水)『君たちの頑張りで新たな校風を』

 昨年2月の全校朝会の中で3年生へ向けて『君たちが卒業するまで約1か月,残された時間の中で「8時5分生徒玄関通過,8時10分着席」100%を実現し,新たな伝統の基礎を創ってほしい』と呼びかけてから約1年が経ち,この1年間の中で4回100%を実現することができました。
 学校生活の中では,一昨年の9月から全校集会や生徒集会等開始時刻3分前には集合が完了し,黙想をして開始時刻を待つことができるようになっていますが,いざ,朝の登校時間となると400名を超える君たちが登校手段や登校距離の違いなど様々な理由で「心を一つにする」ことは難しく,現実的には4回しか達成できていないのが実情です。
 しかし,100%達成へ向けて一人一人の意識が変わり,「遅れまい」とする姿として,そして行動として「走る姿」に表れてきているのも事実です。『心が変われば行動が変わる,行動が変われば習慣が変わる,習慣が変われば人格が変わる,人格が変われば運命が変わる』を今君たちは,君たちの姿で表そうとしているのです。
 昨日の生徒集会の中で3年生へ向けて『君たちが卒業するまで約1か月,残された時間の中で「無言作業」への取組の基礎を創ってほしい』とお願いしました。3年生に残された時間はあと1カ月しかありませんが,君たちが気持ちを一つにすれば,「無言作業」の基礎は創れると思います。
 伝統には,形ある物として受け継がれる物と形は無くとも「気風」として受け継がれるものとがあります。『時を守り,場を清め,礼を正す』は形として表現されるものではありませんが,君たちの頑張りで校風として後輩たちに受け継がれて行くはずです。「心を一つに気張れ!3年生!」