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平成31年1月25日(金)『「あいさつ」は心を開く魔法の言葉』

 ふと「あいさつ」って何だろうと考えることがあります。『あいさつ」は,短い一言の中に「感謝の気持ち」「尊敬する気持ち」「優しさ」「心配り」等が込められて相手にプレゼントされます。そして,その思いはいつか自分にも心のプレゼントとして返され,心を繋ぐ架け橋になってくれます。本当に「あいさつ」には不思議な力があるものです。
 以前も紹介しましたが,日本を代表する芸人である萩本欽一さんが若い頃,演出家から「芸人としての才能はないから辞めさせよう」と言われ,劇場をから追い出されそうになった時,「彼のあいさつは快い。辞めさせないで」と欽ちゃんを守る声が多数上がり,芸人を続けることができたという逸話があるように『あいさつ』には,その人の人生を変えてしまう大きな力があるものです。
 『あいさつ』は,顔の表情や声の大きさやタイミングなどによって相手に与える印象は異なるものです。人に好印象を与える『あいさつ』は,人から教えられて身につくものではありません。日常の中で習慣的に継続して行うことで,自然と身につくものなのです。
 今日は,ある女子中学生の『あいさつ』について書いた作文を紹介します。私は挨拶をした時,挨拶を返してもらえないと,とても悲しくなります。普段,挨拶する事に慣れていない人は,恥ずかしさが先に立ち,挨拶がしたくても声が出せないという人もいるかもしれません。けれども,毎日毎日挨拶をしているうちに,挨拶を返してくれるようになりました。
 挨拶をすると知らない人と仲良くなるきっかけになり,挨拶を繰り返していると,顔見知りが増えてきます。そして挨拶する事で一日が楽しく過ごせるようになると思います。
 今,君たちの挨拶は本当によくなってきていますが,人に好印象を与える『あいさつ』にはもう一歩です。『あいさつ』は心を開く魔法の言葉です。実践してみてください。