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平成31年1月23日(水)『「時間に対する思い」が未来を拓く』

 昨日の生徒集会で,開始時刻の少なくとも15分前には会場に入り,会議へ向けて心の準備をされる方の事を紹介しましたが,以前,志村けんさんの時間に対する思いが表れた逸話と重なる点が多いので,再度紹介させてもらいます。
 ある日,あるタレントさんが,志村けんさんと初めて一緒に仕事をすることになり,「遅刻しないように」と予定の時間より30分以上早く楽屋に入ったところ,志村さんがすでに仕事場に到着して準備をされていたそうです。
 その時,思わず「志村さん,どうしてこんなに早いのですか」と尋ねたところ,志村さんから「遅刻して『すみません』という言葉で1日を始めたくないから,仕事場に早く入るようにしているのです。」という言葉が返ってきたそうです。
 志村さんの時間や仕事に対する思い,一緒に仕事をする方々への心配りを表す逸話であり,昨日,紹介した方と重なる点が多いと思いませんか。
 人は,開始時刻や集合時刻が決まるとその会場までの道のりや所要時間を考え,出発する時間を設定するものですが,昨日紹介した方や志村さんは,会場までの所要時間に「心を準備する時間」「渋滞等によって生じる時間」「一緒に同じ時間を過ごす方々への心配り」等を考えて早めに家を出発されているのです。
 その時間や仕事に対する思い,一緒に仕事をする方々への心配りが周りの方々からの信頼となり,様々な場で活躍する場が与えられ,未来が拓けていくのではないでしょうか。
 「時間に対する思い」が変わることで,生き方が,そして未来が変わると思いませんか。志村さんの「笑い」を支える時間や仕事に対する思い,一緒に仕事をする方々への心配りを是非感じ取ってみてください。