Skip to content

平成30年11月22日(木)『視界を広げるために学ぶ』

 今日で期末テストが終わりましたが,自分の努力したことを100%出すために最後の1秒まで問題に向かうことができましたか。
 以前,勉強にも食べ物と同じように,「勉強しなくてはいけないな」とか「勉強って必要だな」と感じ,学習意欲が高まる「旬」の時期があるということを話をしましたが,覚えていますか。
 神奈川県のある中高一貫校の校長先生が「人はなぜ勉強しなければならないのでしょう?」と質問された時,「勉強は自分の窓を開けるということです。学ぶことで,今まで見ていたものとはまた違う何かを見ることになります。視界を広げるために学ぶのです。」と答えられたそうです。
 今,君たちは3日間の期末テストを終え,解けなかった問題や時間があれば解けた問題があったはずです。つまり,現実として君たちは,問題という扉を開けられず,「正解」という扉の向こうの風景を見ることができなかったのです。
 今日は,「テストが終わったからもう勉強はしない」ではなく,『問題という扉を開けられず,「正解」という扉の向こうの風景を見る』ためにも,ぜひ,再度問題用紙を開き,扉を自分の力で開けることに挑戦してみてください。また,自分だけでは開けられない扉があったら,各教科の先生と一緒に扉を開けてみてください。
 きっと,開けられなかった扉の向こうには,今まで見たことのない風景が広がっていることだと思います。そして,その扉の向こうには,将来の夢へ向けて新たな道が続いていると思います。