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平成30年11月7日(水)

 君たちは,4月,今の学年に進級した時に,また,9月,新学期を迎えたときに学習面や生活面の「目標」を立てたことだと思います。では,その目標を実現すためにどんな努力をしているか思い出して下さい。君たちの中には努力した結果,成果が出て喜んでいる人もいると思います。その反対で,努力したけれど,結果が出ず悔しい思いをしたり,悲しい思いをしている人もいると思います。
 そこで今日は,囲碁棋士の藤沢秀行さんの『自分がどんなに努力しても,すぐに結果が出るとは限らない。結果にこだわりすぎると安全な道を選び,進歩は止まってしまう。』という言葉を紹介したいと思います。
 この言葉は,自分の目標に向かって努力を続けることは非常に難しいことであり,人は結果をすぐに求めるあまり,「今,何をするべきなのか」を見失い,安易な方法を選びがちであるという事を言っているのです。
 3年生は,実力テストが終わり,それぞれの結果を見つめながら初めての進路選択の在り方や今までの受験勉強の成果や課題等色んなことを考えていることだと思います。
 大切なことは,結果に打ちのめされて「今からでは」と考えるのではなく,「今からでも」と考え,「すぐに結果が出るとは限らない。でも,必ず結果は出る。」という言葉を胸に,自分を信じて,進路実現へ向けての学習を毎日継続することです。
 「15の春を笑顔で」を合言葉に,頑張れ145名のマラソンランナー。心から応援しています。