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平成30年11月6日(火)

 11月4日(日)に,地域のクリーン大作戦に参加し,君たちが登下校に使っている約8kmの通学路のごみ拾いを行いました。当日は,ごみを拾いながら歩いたので約1時間30分もの時間を費やしてしまいましたが,たばこの吸い殻や,紙くず,ビニール袋,そしてペットボトル,ビールやコーヒーの空缶等,家に帰り着いた時にはごみ袋が二袋になっていました。
 クリーン大作戦に参加しながら,「なぜ,道路にビールの空き缶が落ちているのか」「なぜ,こんなにたばこの吸い殻が道路に落ちているのか」と考えさせられました。
 県内のある中学校の生徒会が,「歩いて登校」と「地域の美化活動」の一環として,週に1日,全校生徒が家からコンビニ等のビニール袋にごみを拾いながら登校するという活動を行いました。                                                                                                      最初は,なかなか軌道に乗らず,生徒会が前日の下校時間に呼びかける日々が続きましたが,回を重ねる毎に一人,一人と参加する生徒が増え,集められるごみの量や種類に対して「なぜ」という疑問を訴える生徒が多くなり,その思いを学校だけでなく地域へも発信することが必要だと考え,保護者や地域を対象とした「ごみを捨てないようにしよう」という広報紙の作成と配布,そして,立て看板作成へと活動が広がっていったそうです。
 今回紹介した中学校の生徒たちは,歩いて登校したり,自転車で登校することで,自分たちの住む街の課題に気付き,中学生でも社会に貢献できる事はないかと考え,活動を校内から校外へと広げることができたのです。
 歩いて登校したり,自転車で登校すること,つまり「自力登校」は,君たちに多くの事を学ぶ機会を与えてくれます。
 ぜひ,車での送迎「DOOR to DOOR」ではなく,途中で車を降りて1kmでも500mでも歩いて登校してみませんか。