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平成30年7月9日(月)

 先週の木曜日に寝る前に1日を振り返る「感謝の時間」を設け,些細な事でも感謝したことを「生活の記録」の片隅に3つ書き出し,次の日の朝,ポジティブな気持ちで登校できるようになってほしいという話をしましたが,できていますか。
 君たちは,最近「おかげさまで」とか「おかげさまで助かりました」「おかげさまで,できなかった事ができるようになりました」等「おかげさま」という言葉を使ったことがありますか。また,聞いたことがありますか。
 「おかげさま」という言葉は,他人から助けられたり,支えられたりした時の感謝の思いを表すときに添えられるものです。
 使い方としては,「心配していた発表が上手にできたね。」「はい,おかげさまで,ありがとうございます。」「やっと勝つことができたね。おめでとう。」「はい,おかげさまで,有難うございます。」等のように「おかげさま」は,お世話になった人や支えてもらった人に対して感謝を表す時に使われるものです。
 感謝を表す言葉として一般的に「ありがとう。」と「ありがとうございます。」がよく使われますが,君たちはどちらの言葉を使いますか。親しい間柄の場合は「ありがとう。」が使われ,先輩など年上の人に対しては「ありがとうございます。」という言葉を使うことが多いのではないでしょうか。
 しかし,感謝を表す人が親しいかどうか,年上かどうかで言葉を使い分けるのではなく,どんな場合でも「はい,おかげさまで,有難うございます。」等と「おかげさまで」と「~ございます。」という言葉を添えられるようになれば,感謝の思いがより伝わるだけでなく,君たちの生き方がより豊かになっていくのではないかと思います。
 まだ,1日を振り返る「感謝の時間」を設け,些細な事でも感謝したことを「生活の記録」の片隅に3つ書き出すことを始めていない人は,今日から始めてみてください。