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平成30年4月16日(月)

 『人生には3つの坂がある。上り坂,下り坂,そしてまさかの坂』っていう話を聞いたことがあります。
 人生には,「まさか!」というような予期せぬ事故や災害に会うことがあるという事を表した言葉です。
 2年前の4月14日に熊本を中心に大きな地震が発生し,多くの方々が被害に遭われ,今も避難生活をおくられていることを報道等で知ることができます。
 この志布志でも南海トラフ地震に伴う10mを超える大津波が発生し,大きな被害を受けることが予想されていますが,現実的には心のどこかで「地震なんて起きないだろう」「津波が来ても逃げれば大丈夫」等,どこか他人事のように考えているところがあるのではないでしょうか。
 また,先週,自転車通学生に対して「事故を未然に防ぐために.今年から,自転車に乗るときには反射タスキを身に付けよう」と言われても,「朝は明るいからいいだろう」とか「事故に遭う事はないから」等と考えていることはありませんか。
 身近な怪我だけでなく,交通事故や自然災害も予期せぬところで発生するものです。怪我や交通事故を未然に防ぐにはどういう事に気を付ければいいのか,自然災害が発生したら,被害を最小限に抑えるためにどのような行動をとればいいのか,しっかりと考えることが大切です。
 今朝の登校状況を見ていると,反射タスキを身に付けることを忘れている生徒や持ってくることすら忘れた生徒もいたようです。事故は,「まさか」という時に,「まさか」という場所で起こるものです。自分の身を守るためにも交通規則を守り,ヘルメットだけでなく「反射タスキを身に付ける」ようにしましょう。