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令和2年6月11日(木)
卒業生からの激励&冷蔵庫と経口補水液等の寄贈について
今日は,最初に志布志中学校の卒業生である平野海斗さんからの激励メッセージを紹介します。
この度の新型コロナウィルスの影響により,学校の様々なイベントが中止となり,特に3年生の中には部活動の最後の大会に参加できず,なかなか高校受験の勉強や就職活動にも身が入らないという人も少なくないと思います。私も近々大事な試験を抱える身として同じような気持ちでいます。
中学3年生という時期は,人生の分岐点としてとても大事な時期だと思います。私が中学3年生のときは,普通科の高校と工学系の高校のどちらに進学するかで迷っていました。結果的に普通科の高校に進学し,今でのその選択は間違っていなかったと感じていますが,もしももう一つの選択をしていたら,今とは全く違う環境で生活を送っていたと思います。そのため,皆さんには今のうちから卒業後の進路について,自分が納得いくようにしっかり考えて選択して欲しいと思います。
最後になりますが,現在の状況に負けず,これからの学校生活を悔いなく過ごしていけるように,応援しています。
熊本大学 平野海斗 

 次に,本校に冷蔵庫やポカリスエット,経口補水液などの寄贈がありましたので紹介します。昨日6月10日,志布志市内外の企業や個人の皆様の支援を受け,冷蔵庫や経口補水液,スポーツ飲料が本校に贈呈されました。これは,新型コロナウイルス対策に伴う熱中症予防用飲料として頂いたものです。市内外の企業・個人とは,志布志子ども食堂,JC新大隅青年会議所,曽於法人会青年部,志布志市商工会,(株)内山組,(有)こうへい写真館,志布志湾大黒グループえびす会です。
 これら,贈呈いただいた冷蔵庫と熱中症予防用飲料は保健室に保管します。本校では水筒に飲み物を持ってきてもよいことになっています。生徒の皆さんは積極的に水分を補給すると共に,気分が悪くなったら我慢せずに保健室を利用しましょう。そして,場合によっては頂いた経口補水液やスポーツ飲料も活用いたしましょう。
 寄贈してくださいました皆様方,誠にありがとうございました。

令和2年6月10日(水)
テスト前1週間
 1週間後,すなわち6月17日の水曜日から,1学期末テストです。新型コロナウィルス感染症予防の対応のため,学校に登校する日数が少なく,そのためにテスト範囲も例年よりも狭くなってしまいました。
 このような状況ですが,テストに向けて家庭学習に取り組むことは,非常に大切なことです。なぜならば,今後の社会生活を送る上で,テスト勉強の仕方を身に付けることは極めて大切だからです。
 多くの生徒は,将来資格試験を受験することでしょう。例を挙げると自動車の運転免許もそうですし,資格を有することが求められる職業に就く場合も,その資格取得するために合格することが求められるからです。そのために,毎日の学習に予習したり復習したりすることを含めてスモールステップで取り組んだり,もう少し長いスパンで計画的に練習問題に取り組むことを繰り返すうちに,1年以上かけた計画的な勉強を自分で計画したり,取り組んだりすることができるようになります。
 あと1週間で1学期末テストです。1週間しかないと悲観的になるのではなく,これからの1週間を計画的に取り組んでみましょう。まずは,テスト範囲をすべて確認できるよう,家庭学習の計画を立ててみましょう。計画を立てている人は,計画の見直しを図ってください。
 まずは1週間,「やらないこと」を決めましょう。この1週間やらずに我慢することを決めるのです。そして次に「やるべきこと」の順番を決めましょう。それが頭を整理する方法です。
 成績がいい生徒とは,日頃から時間の使い方を練習している生徒のことです。部活動がない分,部活動にかけていた時間を含め,時間の使い方を十分練習してください。そして,そのことで実力をつけてください。皆さんのテスト結果を楽しみにしています。

令和2年6月9日(火)
時間を守る
人間関係を築く上で最も重要なことは,約束した時間を守ることです。時間を守らないと,それだけで相手の信用を失ってしまいます。信用を失うと,あとから挽回するのは,かなり困難なことです。皆さんは,これまで直前になってキャンセルする,いわゆる「ドタキャン」をしたり,されたりすることはありましたか。普段から時間を守る習慣がないと,肝心な時にも「ドタキャン」など同じ失敗を繰り返すことになってしまいます。
 最近では携帯電話やスマートフォンなどの電子機器が普及していますので,時間を変更するときには相手に簡単に伝えられるようになりました。そのことが,かえって約束の時間を守らないようになっているのかも知れません。人によって価値観や思考方法は違います。同じように,人によって時間に対する感覚も大きく異なります。時間に遅れても,許してくれる人もいれば,1分1秒にこだわるせっかちの人もいます。あなた以外の人はあなたと同じ時間感覚の持ち主だとは限りません。
 さて,明日6月10日は時の記念日です。『日本書紀』には,志布志の地名を名付けたとされる天智(てんじ)天皇が,671年4月25日,中国から伝わった水時計である漏刻(ろうこく)で時刻を調べ,鉦(かね)と太鼓(たいこ)である鐘鼓(しょうこ)を使って初めて民に時を知らせたという記載があります。その記載に基づき,その日を太陽暦に換算し,6月10日を「時の記念日」とすることが定められました。
 「時間を正確に守ること」が大切であるのは,今も昔も変わりません。御在所岳(ございしょだけ)の山頂に天智天皇を祀っている志布志市の山宮神社があります。同じように天智天皇が祀られている近江神宮(おうみじんぐう)と当時の文部省とが,時間を大切にすることの教育的意義を重視し,大正9年に6月10日を「時の記念日」として制定したそうです。
 このように,時間を守ることの始まりと,志布志とは深い関係があります。明日6月10日の「時の記念日」からは,遅刻はもちろん,時間ギリギリの登校や授業が始まる時刻ギリギリに教室に入ることが無いようにしましょう。