Skip to content

 令和2年6月15日(月)
卒業生からの激励
今日は,志布志中学校の卒業生である黒岩雅人さんからの激励メッセージを紹介します。
2014年3月に志布志中学校を卒業した,九州大学法学部4年の黒岩雅人と申します。新型コロナウィルスの影響で,中学総体が中止となったと知り,志布志中学校の皆様のために何か行動したいと思い,手紙を書かせていただきました。
最後の大会が中止になったことが悔しいと思っている方へ。それだけ強い思いを持って頑張ってきたこと,素晴らしいです。尊敬します。これまでの努力は,最後の大会が中止になったからといってゼロにはなりません。というより,無駄にならないようにこれからの人生で役立ててください。
一方で,そんなに悔しくない方もいると思います。そんな方のためにこそ,中学総体は開催されて欲しかったです。というのも,私自身が中学総体をきっかけに高校でも部活動を続けようと思ったからです。当時の私は,「テキトー」に取り組んでいて,高校では別の競技をしようと思っていました。そんな私ですが,中学総体で全く活躍できなかったことがかなり悔しく,高校でも続けようと決意しました。志布志高校に入学後は,中学時代の数倍真剣に取り組みました。中学での部活動も,高校での部活動も,今の自分の支えになっています。悔しいと思わなかった方も,これまでの部活動への取組を振り返るのをおすすめします。何か得られるものがあります。
春休みが伸びたと思えば,行事が無くなるなど,今後もどうなるか分かりません。世間では9月入学という意見も。その中で貴重な中学時代が過ぎていきます。後で振り返ったときに,後悔のないように,自分なりに楽しみ方を考えて,楽しく過ごして欲しいです。中学時代の思い出はずっと残ります。
最後になりますが,教育の最前線で,誰も経験したことがない状況で戦ってくださっている先生方には,尊敬の念しかありません。
読んでいただきありがとうございました。

九州大学法学部4年 黒岩雅人 

   令和2年6月12日(金)
「どんな人でも成績(成果)はあげられます!」
 成績や成果を上げる方法を知っていますか?もしかしたら,成績や成果を上げられる人は特別な才能を持っていると思っているかも知れませんね。しかし,それは大きな間違いです。
 世の中のほとんどの人は「普通」の人です。それでも成績や成果を上げている人はたくさんいますよね。なぜなら,その人たちは成績や成果を上げるための考え方や習慣を学び,その力を身につけたからなのです。つまり,もともと特別な才能があったわけではないのです。
 だから,何の才能も無い「普通」の自分には無理,なんて思う必要はありません。才能よりも学ぶ姿勢が大切なのです。そのことを知った皆さんは,成績や成果を上げられる人になるスタートラインに立ったと言えます。
 「僕は○○が得意だ」とか,「○○なら,誰にも負けない」こんな風に思えるものはありますか?もしあるなら,それはあなたにとって「強み」といえます。
 成果や成績を上げるためには,いつもこの「強み」が必要なのです。人は誰でも得意なことや自信のあることだとやる気が出て前向きに努力できるものですよね。だから,自分の強みを見つけて,その強みをしっかり使うことが成果や成績を上げる近道なのです。
 成果や成績を上げるために努力を積み重ねることはとても大切です。しかし,意外な落とし穴もあります。それは,努力していること自体に満足してしまうことです。
 努力は,成果や成績につながるプロセスに過ぎません。そもそも自分は何のために努力しているのか,目的を確認しましょう。目的がはっきりすれば,努力したことだけで満足しないはずです。その時々で皆さんが勉強する「目的」や「志」を明確にして取り組んでみましょう。この週末は皆さんの「強み」を生かし,「目的」や「志」に向かって取り組むことを期待しています。