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 『朝活』について何回か紹介しましたが,「早起きは苦手だ」と考えている人はいませんか。
 確かに早起きが苦手な人は多いかもしれませんが,そんな中,『朝活』が注目されているのは,朝活は有意義に朝の時間を過ごせるので,「本当にやりたかったこと」に集中でき,他の時間帯よりも達成感を感じることができるのです。朝一番から達成感があると,その日を清々しい気持ちでスタートする事ができます。
 また,朝は周囲が活動を始めていない時間帯なので,活動や作業が中断されることがなく,「やりたかったこと」に集中できます。
そのため,集中力が高まるだけでなく効果的に時間を使うことができるのです。
  では,『朝活』ではどんな活動をすればよいと思いますか。一般的には,読書や勉強,軽い運動やボランティアなどが良いと言われています。
 例えば,毎朝早く登校して1日あたり20分間自習することを平日の5日間続けていけば1ヶ月で約7時間,年間で70時間にもなります。日頃,「時間がない」と言う人にとっては有効に使える時間を発見できると思います。
 『朝活』で読書や勉強,ボランティアに挑戦してみましょう。朝は,最高です。

 『時を守り,場を清め,礼を正す』は,志布志中学校の目指す学校像を示す言葉として君たちに伝え続けています。
 この言葉は,森信三先生の職場を良くするにはこの3つ事から始めようと提唱された事ですが,この事は,学校の生活にも置き換えられる事ができるので,目標として使っている言葉です。
 『時を守り』とは時間を守るこ事ですが,この言葉が意味する事は,時間を守る事が相手を尊重する事になり,そして自分の信用を積み重ねる事に繋がるという事です。簡単に言うと「今日する事は全て予定開始5分前に動き出し,心を静め,開始を待つ」事だそうです。
 『場を清め』とは掃除をする事ですが,掃除をする事で「気づく人になれる,心を磨く事ができる,謙虚になれる,感動の心をは育む事ができる,感謝の心が芽生える」という効果があるそうです。簡単に言うと「一つでも足元のゴミに気付き,ゴミを拾うと一つだけ綺麗になる。」つまり,自分の心も整えられるという事です。
 『礼を正す』とは,挨拶をする事です。簡単に言うと「誰に会っても相手が聞こえる大きな声で,相手が気持ちよくなる挨拶をする」事です。つまり,挨拶をする事で人間関係が創られるという事です。
 『時を守り,場を清め,礼を正す』ができるようになる事は,社会に出て必ず役立つ事です。みんなで実践してみましょう。 今日は「8時5分生徒玄関通過,8時10分着席100%」達成でした。

 生涯をインドの貧しい人々のために尽くしたマザー・テレサの言葉に『暗いと不平を言うよりも,自ら進んで明かりを灯しなさい。誰かがやるだろうということは,誰もやらないということを知りなさい。』という言葉があります。
 この言葉は,勉強や部活動,友だち関係,そして様々な活動等だけでなく人生においても,自ら主体的な行動を行うことで道が切り拓かれることを教えてくれる言葉です。
 具体的には,友だちと意見の違いから上手くいかないことが起こった時,一人の力では解決できないことが多くありませんか。そんな時,「誰かが間を取り持ってくれるだろう」「仲直りのヒントをくれるだろう」と人を頼っていても何も解決することはありません。自分から友達に相談したり,自分で仲直りをするために何か工夫したりする事で友だちがヒントをくれたり,助けてくれる等サポートをしてくれ,仲直りの方向へ前進するものです。
 大切な事は,身の回りに起こった問題を解決するために,まず動いてみることです。友だちと上手くいかなかったら,まず,自分から近づいてみることです。
  これから君たち前には様々な問題が立ちはだかると思います。そんな時,マザー・テレサの『暗いと不平を言うよりも,自ら進んで明かりを灯しなさい。』という言葉を思い出して,一歩踏み出してください。