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 昨日,生徒会が推奨している「8時5分までに生徒玄関通過,8時10分までに着席」100%達成まであと0.5%というところまで来ました。これは,本当に素晴らしいことです。今の君たちであれば,100%達成の瞬間は間近だと思います。
 先日,学校を訪問されたお客様から「学校が静かですね。落ち着いていますね。」という言葉を頂きました。また,授業参観をされた方から「中学生が一生懸命学習に取り組んでいる姿を見てうれしくなりました。」という感想を頂き,とてもうれしくなりました。
 これは,君たちが新たな学年に進級し,昨年までの自分を振り返り,「新たな気持ちで新しい生活をスタートしよう」という心の変化が,一人一人の態度や行動の変化として,そして「チーム志布志中」としての姿や態度の変化として表れている証だと思います。
 時間を守る事や授業に一生懸命取り組む等『当たり前のことを当たり前の行う』ことは,一見すると地味に見えますが,君たちが将来,社会へ巣立った時には物凄く大きな財産,強みになります。
 「時間を守る」「場によって気持ちを切り替えられる」等は,些細なこと,当たり前なことかも知れませんが,「当たり前のことを当たり前に」やろうと一人一人が意識して取組んでいることは,とても素晴らしいことです。
 来週,1年生は宿泊学習,2年生は修学旅行,3年生は職場体験学習が計画されています。それぞれの校外での学年行事を成功させるためには「時を守り,場を清め,礼を正す」という『当たり前のことを当たり前に行う』事が大切です。君たちが,この1か月間頑張ってきた成果をそれぞれの学習の場で発揮してきてくれることを心から期待しています。

 1年生は中学校生活が始まって1か月,2.3年生は新たな学年での生活が始まって1ヶ月が過ぎましたが,教室の後ろに書かれた1学期の目標「夢」実現へ向けて,日々その思いを持ち続けて頑張っていますか。
 今日から5月,今月は大きな各学年行事が行われ,学校では学べないことを「校外で,友達と協力して学ぶ」機会が設定されています。是非,「夢」「希望」「願い」実現へ向けて新たなスタートを切ってください。
 さて,『「最善をつくす」「一生懸命」に頑張る』を英語では「DO YOUR BEST」といいます。
 アメリカのジミー・カーター第39代大統領が小さい時からいつも父親から言われていた言葉だそうです。学校生活を含めた日常生活の中で一生懸命になれず,いい加減なことをしていると,父親から「最善を尽くしているのか」「どんなことにもDO YOUR BEST」と言われたそうです。
 そして,回顧録の中で「楽しいことだけやっていたかったけど,苦しいことは避けて通りたかったけど,この言葉を思い出しながら学校生活,家庭生活で最善を尽くした」と言われています。
 常に『「最善をつくす」「一生懸命」に頑張る』ということは,簡単にできることではありません。難しいことです。
 しかし,「今日ぐらいは」とか,「これぐらいは」という気持ちに負けずに,『今日がんばったご褒美に,明日がやってくる』という言葉を信じて,夢実現へ向けて頑張ってください。期待しています。