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    平成30年度 1学期始業式「あいさつ」 
 おはようございます。13日間の春休みも終わり、いよいよ今日から新年度が始まります。
 今日、家を出る時に、誰が担任の先生になるんだろうか、誰と一緒の学級になるのかなど、一抹の不安と共に期待に胸を膨らませて、登校したのではないかと思います。ここから皆さんを見ますと、一人一人がそれぞれ決意を新たにして、始業式に臨んでいることが、その表情や姿に表れ、本当に頼もしく思います。
 さて、今日から1年生は2年生に、2年生は3年生に進級することになります。
 3年生は最上級生として、本校を代表する顔ともいうべき存在です。約10ヶ月後には、進路選択という人生の大きな岐路に差し掛かります。夢と希望と強い意志をもって、人生の岐路に立ちはだかる、大きな壁を乗り越えていってほしいと思います。
 さらに、学校行事、生徒会活動、部活動なども中心となって積極的に取り組んでください。
 2年生は、中堅学年として、思う存分、自分を磨き、充実した学校生活を送ってください。2年生は中だるみの学年と言われることがありますが、中学校の3年間はあっという間に過ぎます。志布志中生としての自覚と明確な目標をもって、自己の向上に努めるとともに、学校を活性化させるために、臆することなく活動してください。
 さて、新しい年度のはじめにあたって、今年、心掛けてほしいことを2つ話をします。1つ目は、「時間を守り、あいさつと清掃ができる生徒になってほしい」という事です。「時間を守る」事と「あいさつができる」事、「清掃ができる」事は、いつの時代でも、どこでも社会生活を営む上でとても大切な事であり、常に周りから求められることなのです。
 しかし、全校生徒100%の達成は、そう簡単なことではありません。本年度は、生徒会を中心として、現状に満足することなく、「時を守り、場を清め、礼を正す」実現へ向けて、様々な取組みに工夫を凝らし、チーム志布志中として取組んでほしいと考えています。
 2つ目は、「授業に全力で取り組んでほしい」ということです。勉強は、中学生の本分であり、仕事でもあります。やらなければいけないことであり、身につけなければいけないことでもあります。
 中学校3年間の地道な積上げが極めて大切になってきます。毎日の授業に集中して取組み、授業の中で身に付けなければならないことは、しっかりと授業の中で身に付けてください。後で何とかなると思ったら大間違いです。
 でも、授業の中だけでは理解が十分でないこともあります。そのような時は、即座に先生や友達に聞いて確実に理解するようにしてください。一度分かったこと、身に付けたことも時間が経つにつれて徐々に忘れていきます。誰でも忘れます。自然なことです。
 では、どうすればいいのか、皆さんは分かっているはずです。復習をするのです。家庭学習をするのです。是非とも、家庭学習の習慣化と充実を図ってください。必ず「やって良かった」と言う時が来ます。 今日は、「時間を守り、あいさつと清掃ができる生徒になろう」「授業に全力で取り組もう」という二つについて話をしました。
 平成30年度は、午後から入学式してくる1年生と共に先生方と協力して2つのことの実現へ向けて精一杯取り組んでください。
 皆さんの頑張りに期待して始業式の挨拶とします。