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やったことのないことを,やってみよう

令和4年2月15日(火)
やったことのないことを,やってみよう
 やったことのないことをやるのは,自分が何が好きなのか知るためのいい方法です。しかし,それだけではありません。
 やったことのないことをやって,できるようになったとき。これまでできなかったことができるようになったとき。「自分の能力が増えた」と感じられたとき。
 自然と生まれてくる「自分を信じられる力」こそ,自信なのです。
 余計なことを考えずに,言われたとおりやればいいことは,ロボットの方が上手にできます。つまり,何も考えずに指示を待っているだけの人は,これからの時代はロボットに負けてしまうということです。せっかく自分の意志で動ける皆さんです。ロボットに負けるような生き方は,もったいないです。
 「一つのことをやり続けることは素晴らしい」という考え方もあります。
 例えば皆さんが長距離走の練習をしていて,途中で違うことをやろうとしたら,きっとこう言われると思います。「せっかく長距離を長く続けたのに,もったいないよ」と。
 しかし,皆さんは,本当は長距離走ではなくサッカーや野球などの球技が向いているかも知れません。水泳が向いているかも知れません。運動ではなく,楽器演奏の天才かも知れません。たまたま始めたことが長く続いているだけで,才能と一致しているとは言えない可能性もあります。
 別に長距離走をやめなくてもいいのです。長距離走を続けながら,やったことがないことにも挑戦すれば,可能性が広がるのです。
 ですから,やったことがないことにも挑戦して,本当の自信を付けましょう。