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ボランティアの意義

令和3年6月24日(木)
ボランティア(VOLUNTEER)の意義
 みなさんは「ボランティア」をしたことはありますか。本校生徒会では,自主的なあいさつ運動やごみ拾い,花植え作業などを実践していますし,その他のボランティア活動も気軽に出来ますので,トイレのスリッパ並べや,廊下などのごみ拾い,机並べなど自発的にしている生徒もいます。
 では,ボランティアの意義は何なのでしょうか?
 ボランティアという言葉は「奉仕」というイメージがあるかもしれませんが,実際は「志願者(しがんしゃ)」や「有志者(ゆうししゃ)」という意味です。あくまでも個人の自由な意思によって行われる活動で,自発性によるものです。ですから,言葉の意味を正しく理解するなら,自発的な行動ではない活動は,ボランティアとは言えないのかも知れません。
 ボランティア活動の内容にはいろいろなものがあります。また,ボランティア活動を始めたきっかけや目的なども,人それぞれで違うでしょう。しかしながらそこには,「何らかの助けを求めている人へ手を差し伸べたい」という受け手側への共感と,受け手側によるその想いの受け止めから成り立ちます。
 つまり,ボランティアは一方的なものではなく,双方の共感による協力して働くことなのです。決してただの自己満足ではないのです。
 ボランティア活動は一方的な奉仕などではなく,ボランティア活動をすることで,施していると思える人が,実は他から受け取っていることもあるということです。