Skip to content

無言清掃

令和3年5月20日(木)
無言清掃
 本校の清掃時間は無言で行っています。無言清掃の時間,時々,校内の清掃の様子を見に行きます。
 その時,いつもは挨拶をしっかりしてくれるみんなも,ルールを守り,その清掃時間は,声を出さず,通り過ぎるときは無言で礼をしてくれる人も多くいます。
 先生方も一緒に作業するので,先生方から指示することはあまりないと感じています。誰かにやらされているという訳ではなく,しゃべらずに掃除することが当たり前にできています。つまり,無言掃除のルールが守られていると感じています。
 校内を巡視する中で,廊下の雑巾が整然と並べられている様子をいつも見ています。時々,風で飛ばされた雑巾を私も並べることはありますが,生徒の皆さんが並べているところに,同じように並べるのはとても気持ちがいいです。
 たかが掃除と思う人が多いと思いますが,掃除がしっかりできるということは,何ができることに繋がっているのか,考えてみてください。そして,掃除が行き届いている学校は,どんな学校なのかも考えてみてください。
 掃除ができるということは,本当にすごいことなのです。
 さて,無言清掃の時間,ある作業区域を通ろうとしたとき,生徒の一人が「こんにちは」と挨拶をしてくれました。しかし,私は「しー」と指口を塞ぎました。
 私は挨拶をしてくれたその生徒に,「ありがとう。でもね,無言清掃の時間は,会釈をしてくれるだけで十分です。」と伝えたかったです。