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『志布志に伝わる「きらり輝く三つの教え」』

令和2年5月21日(木)
志布志に伝わる「きらり輝く三つの教え」
 皆さんは,志布志に伝わる食べ物にちなんだ教えである「きらり輝く三つの教え」を知っていますか。
 最初は,「煮しめ」の教えです。
 「煮しめ」の材料は,各家庭や地域で異なるものです。これにちなんで一人一人の良さを融合させ,個とまとまりを大事にする教えです。すなわち,個性の伸長です。
 次は「つけあげ」の教えです。
 「つけあげ」とは原材料である魚などをすり身にして,練り上げて作ります。元々の素材もおいしいのですが,練り上げることで味が良くなるとともに,形も変わります。すなわち,確かな変容です。
 最後は,「にぎりめし」の教えです。
 「にぎりめし」は,人がご飯を握って作ります。握る人の温かみや米一粒も疎かにできないと大切にすることから,周囲の方々への感謝の念が表されています。すなわち,感謝の心です。
 これら「煮しめ」「つけあげ」「にぎりめし」の教えとは,個性の伸長であり,確かな変容であり,感謝の心なのです。
 これら三つの教えを求めて,先生方も頑張ります。生徒の皆さんも是非これら三つの教えを大切にしてほしいと思います。