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令和2年2月21日『挨拶は,「心の扉」が開くきっかけ』

 昨日,午後から会議があり,有明公民館に出かけたところ,近くのグランドで野球の練習をしている風景が目に入りました。私は,昔野球部の顧問をしていたので,キャッチボールをしている選手の声や音に導かれるようにグランドの方へ足が向かっていました。
 私が,グランドの近くに脚を進めると工事関係者の方が仕事をしていらっしゃったので,「こんにちは」と挨拶をすると,「こんにちは,今日は暖かいですね。若い人たちが練習している声から私も元気をもらっています。」と,初めて出会った方と会話が弾み,会議前のわずかな時間の中で心温まる時間を創ることができました。
 学校法人の理事長をされている渡邉美樹さんは,『挨拶からすべてが始まる。大きな声で挨拶すると,相手の『心の扉』が開く。だから,世界が広がり,幸せに満ち溢れる」と言われています。この言葉は,挨拶は自分の心と相手の心のドアを開き,人間関係が広がるという事を教えてくださっているのだと思います。昨日,私と工事関係者の方との間で交わされた「こんにちは」という一言が,互いの心を開き,温かな人間関係が創られるきっかけになったのです。
 また,人は,叱られれば暗い顔になるし,嬉しければ笑顔になる。叱られて喜ぶ人や嬉しくて悲しそうな顔をする人はいません。日常の生活の中で自然に笑顔になる機会はなかなかないものですが,挨拶をすることで笑顔が生まれ,心も身体も元気になるものです。
 挨拶をすることで,周りの人との間に笑顔が生まれ,気持ちが明るくなり,人間関係が豊かになるのであれば,朝の挨拶プラス笑顔を実践してみませんか。