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令和2年2月20日『自由の意味と自由という言葉の重さ』

 今日は,「自由」という詩を紹介します。『今,私たちがこの社会に生きていくうえで,ありとあらゆる自由が保障されているようにみえる。では,自由とはいったい何なのだろう。他人の指図を受けずに,好き勝手に振る舞える事が果たして自由なのだろうか。権利に義務が伴うように,自由が私たちに求める大切なものがあるのではないだろうか。今考えてみよう。自由の意味を,そしてその重さを。』
 どうですか,君たちの身の周りに「あれ,あの行動は自由なのかな?我がままなんじゃないかな。」と考えさせられる事がありませんか。また,自分のやりたいように行動した時,周りの人の辛そうな表情に気づき「あれ,やりすぎたかな。嫌な思いをさせたんじゃないかな」と思ったことはありませんか。
 そんな時,君たちは「やめろよ。嫌がっているだろう」とか「もう少し相手の事を考えろよ」とか注意できていますか。また,「しまった。もうやめよう。」と心がけていますか。
 君たちは,学校生活の中で将来,社会人として生きていく上で必要な事を学んでいる過程ですが,君たちの行動には何一つとして『中学生だから許される』ことはありません。
 例えば,生徒会が推奨している「『8時5分生徒玄関通過,8時10分着席』に遅れる事は,だれにも迷惑はかけていないから,いいじゃないか」と思っているかもしれませんが,本当に迷惑をかけていないのでしょうか。君たちを待っている人がいませんか。
 考えてみてください。『自由』と言う言葉の中には,私たちに社会が求めるとても大切な事があるのではないでしょうか。再度考えてみてください『自由の意味を,そして自由と言う言葉の重さを』